【津高本院】不妊治療のページです
#研究論文ご紹介 の記事
凍結胚移植、どっちの方法がいい?「自然周期」と「ホルモン補充周期」の違いと安心の最新データ
みなさん、こんにちは!✨ 妊活を進める中で、「凍結胚移植(胚を凍結して戻す方法)」を予定している方も多いのではないでしょうか? 胚移植を行うときには、子宮のベッド(内膜)を整える方法として、大きく分けてふたつの方法があります。
子宮内膜症と妊活、“本当の見通し”を考える最新データ
子宮内膜症は、本来は子宮内腔の表面だけにある子宮内膜が、卵巣や骨盤など異所性にある疾患です。悪性疾患(がん等)ではありませんが、月経困難症や不妊との関りが指摘されています。 「子宮内膜症があっても妊娠できますか?」という疑問に、大規模研究が
子宮内膜症は“心”にも影響する?妊活中に知っておきたい メンタルとの関係
子宮内膜症は“こころ”にも影響することがあります 「生理痛がつらい…」 「妊活が思うように進まない…」 「気持ちまで落ち込んでしまう…」 子宮内膜症を抱える方の中には、体だけでなく“心のつらさ”を感じる方も少なくありません。最近の研究では、
“精子の環境”は細菌で変わる?男性不妊とマイクロバイオーム研究
“精子の健康”は細菌バランスと関係しているかもしれません 🦠 「腸内フローラ」 🦠 「腟内フローラ」 という言葉を聞くことが増えました。実は今、 男性の生殖器にも“細菌の世界”があることが注目されています。研究では、 ✨ 精子の動き ✨ D
不妊治療は“菌活”の時代へ?妊娠率とマイクロバイオームのお話
“見えない菌のバランス”が妊娠に関係しているかもしれません 最近、不妊治療の世界で注目されているのが、マイクロバイオーム(細菌環境)です。これまで 「子宮の中は無菌」と考えられていました。しかし最新研究では、 🌸 腟 🌸 子宮内膜
妊活と“膣内フローラ”の深い関係|妊娠しやすい環境って?
「子宮や膣にも“良い菌”がいる」って知っていますか? 最近、不妊治療の世界で注目されているのが 女性のマイクロバイオーム(細菌環境) です。「腸活」は有名ですが、実は… 🌸 膣 🌸 子宮内膜 🌸 子宮の奥 にも細菌が存在しているこ
腟内フローラが妊娠を左右する?最新研究で分かった“善玉菌”の重要性
“腟内フローラ”が妊娠や女性の健康に大きく関わっていることが分かってきました 最近、 🦠「腟内フローラ(腟内細菌叢)」 という言葉を耳にすることが増えてきました。 実は近年の研究で、 ✨ 腟内の細菌バランスが ✨ 妊娠率や流産率 ✨ 早産リ
妊活は“腸活”だけじゃない!子宮・腟・精子にもいる“良い菌”のお話
妊活中のカップルへ “見えない菌たち”が妊娠に関係しているかもしれません 最近、「マイクロバイオーム」という言葉を耳にする機会が増えてきました。これは、 体の中に住んでいる細菌たちの集まりのことです。 「腸活」は有名ですが、実は近年、 🌸
男性妊活で注目!「コエンザイムQ10」って本当に効果あるの?
「妊活」というと女性側の検査や治療に目が向きやすいですが、実は妊娠には男性側の“精子の質”もとても大切です。 最近、男性妊活のサポートとして注目されているのが ✨ コエンザイムQ10(CoQ10) です。今回は、研究データをもと
体外受精の保険適用で何が変わった? 双子妊娠が増えている理由とは
👶 双子や三つ子が増えている? 今回は、最近ニュースでも話題になっている「体外受精の保険適用後、双子や三つ子などの“多胎妊娠”が増えている」というテーマについて、できるだけ分かりやすくお話しします 🍼 「多胎妊娠」って? 多胎妊娠とは、1回
採卵ってどれくらい不安?痛い? VRは効果ある?
IVF採卵×VR体験:期待と現実 113人の臨床試験から見えたこと 体外受精(IVF)や顕微授精(ICSI)において、**採卵(卵子を取り出す処置)**はとても大切なステップです。ただし、多くの方がこう感じています。 不安:平均スコア 約4
妊活中は男性型脱毛改善薬AGAを止めないといけませんか?
■ご質問内容 夫が半年前からフィナステリドを脱毛予防に利用していますが、初診日に内服中止を指示され酷く落ち込んでしまっています。ただ、脱毛状態への不安感が強く、いつまで中止しないといけないのか?不安でしかたないようです。 ■当院からの回答
「精子の質を高める」には禁欲期間は短いほうが良い
体外受精や顕微授精などの生殖補助医療ARTの治療成績には「精子の質」も大きく影響するため、精子の質を保つことが重要です。 Fertil Steril 2024; 121: 426 ART治療には質の高い精子が必要であり、可能な限り禁欲期間を
母体血を用いた出生前遺伝学的検査(NIPT)を考えている方へ
👶母体血を用いた出生前遺伝学的検査(NIPT)を考えている方へ ❓「NIPTって何?信頼できる検査なの?」 👉 NIPTは、お母さんの血液から赤ちゃんの染色体を調べる検査です。 👉 ただし重要なポイントは“赤ちゃんそのもの”ではなく胎盤のD
赤ちゃんを諦めない未来へ ― 「自分の細胞」から卵子を作る新しい可能性
卵巣の機能が低下したり、がん治療の影響などで自分の卵子を持つことが難しい方にとって、これまでは卵子提供が主な選択肢でした 。 しかし、最新の研究では、皮膚や子宮の細胞(体細胞)を使い、人工的に卵子のような状態を作り出す「体細胞ハプロイド化」
夫婦で取り組む!ビタミンDと妊活の意外な関係
ビタミンDと妊活:最新研究が示す“二人で整える栄養素”の力 妊活中の方にとって、「ビタミンDが妊娠に影響する」という話を耳にされたことはありませんか?実は最近の複数の研究で、ビタミンDの状態と妊娠成績の間に注目すべき関係があることが報告され
AIとロボットが支える不妊治療へ
🤖AIとロボットが支える不妊治療へ 〜体外受精の“未来”がすぐそこに〜 ❓「不妊治療って人の技術に頼るものじゃないの?」 👉 はい、その通りです。実は体外受精(IVF)では 卵子を見つける 精子を準備する 受精(ICSI)を行う 👉 これら
妊娠のカギは子宮と胚の“相性” 最新研究からわかること
👶「着床のしくみ」がどんどん解明されてきています ❓「受精したのに妊娠しないのはなぜ?」 👉 とても多い疑問です。実は妊娠は「受精」だけではなく、「着床」までうまくいって初めて成立」します。 しかし… 不妊や流産は10〜18%の人に起こる
見えないけど大切!!妊娠を左右する“子宮の環境”とは?
子宮の中にも“菌の世界”があるって知っていますか?腸内環境が健康に大切、という話はよく聞きますね。 最近、子宮の中(子宮内膜)にも“菌のバランス”があることが分かってきました。これを「子宮内フローラ(マイクロバイオーム)」と呼びます。 そし
理想と現実のギャップ…不妊治療後の家族計画を考える
👶「もう1人ほしい」は叶う? 不妊治療後の“家族計画”のリアル ❓「不妊治療をすれば、望んだ人数の子どもを持てる?」 👉 実は、そうとは限りません。今回の研究では “希望する家族の人数”と“実際の人数”には差があることが分かってい
不妊は「6人に1人」―WHO最新ガイドラインから見えた本当の原因と治療の流れ
「不妊」は特別なことではありません 👉 6人に1人が生涯で不妊を経験します(これは世界共通のデータです) 👉 不妊は決して珍しいものではなく**誰にでも起こりうる“ありふれた医療課題”**なのです 不妊の原因は「女性だけ」ではありません 👉
子宮内膜症があっても妊娠できる? 最新研究から見えてきたヒント
👶「子宮内膜症と妊娠」の関係が少しずつ分かってきました ❓「子宮内膜症があると妊娠しにくいの?」 👉 はい、関係があります 子宮内膜症は 世界で約1億9000万人が影響を受ける病気 不妊や慢性的な痛みの原因になることがある 👉 なぜ妊娠しに
検査がつらい…を変える?子宮内膜症の“新しい診断法”とは
👶妊活中の方へ 子宮内膜症を“もっと早く見つける方法”が研究されています ❓子宮内膜症ってどんな病気? 👉 子宮内膜症は、本来は子宮の中にあるはずの組織が卵巣やお腹の中にできてしまう病気です。 生殖年齢女性の**5〜10%**にみられる 不
「良い胚」はどう決まる?最先端研究が教える見えない違い
赤ちゃんになる前、たった1つの細胞の中で起きていること 体外受精を考えている方から、よくこんな質問をいただきます 👉「良い胚って、何で決まるんですか?」 👉「見た目が良ければ大丈夫なんですか?」 実は今、その答えが大きく変わりつつあります
胚の評価のヒミツ:細胞の数と“分裂の仕方”がカギです
「胚の“見た目”って、どこまで大事?」 体外受精を受けていると 👉「この胚は良好です」 👉「少し分割が不規則です」 と説明を受けることがあります。でも実は―― 👉胚の評価は“見た目+育ち方”で決めています その中でも大切な「分裂の仕方(cl
自分の細胞から卵子をつくる時代が来る?
卵子がなくても、将来は妊娠の道が開けるかもしれません 赤ちゃんを望んでいても、「卵子が作れない」「早発卵巣不全といわれた」「がん治療の影響で妊娠が難しいかもしれない」。こうした悩みを抱える方は少なくありません。 現在の生殖医療は大きく進歩し
なぜ良い胚でも妊娠しないの? 〜最新研究が教えてくれる「着床のカギ」〜
「いい胚ですよ」と言われたのに、なかなか妊娠しない。そんな経験をされている方は少なくありません。 実は今、“胚の質”だけでは説明できない問題が注目されています。その中心にあるのが「子宮内膜の受け入れ力(着床能)」です。 今回は、最新の研究か
受精卵には“自分を整える力”があるかもしれません
不妊治療を受けていると、「染色体異常」や「モザイク胚」という言葉を耳にすることがあります。少し難しく感じますよね。 最近の研究では、受精卵(胚)には“自分で状態を整える力”がある可能性がわかってきています。今回は、その最新の考え方を、できる
PGT-A“異常胚”でも妊娠できる?
🌸「異常胚」と言われたときに知ってほしいこと 体外受精でPGT-A(着床前検査)を受けたとき、「この胚は異常です」と言われて、ショックを受ける方は少なくありません。でも実は、その「異常」の中にもいくつかの種類があることをご存じでしょうか?
妊娠中の喫煙は、将来、赤ちゃんの妊娠力に影響する?
🌿 「もし、あなたの妊娠中の喫煙が、生まれてくる赤ちゃんの“妊娠力”に関係するとしたら…?」 とても気になるテーマですね。今回は、大規模研究結果をご紹介します。 ❓ 妊娠中の喫煙が、将来、子どもの不妊に繋がるか? 👉 はっきり「増える」とは
PCOSと体重、どちらが大切?将来の健康と妊娠のために
妊活中によく聞く多嚢胞性卵巣症候群 PCOS 「排卵しにくい」、「妊娠しにくい」というイメージが強いですが、実はもう一つ大切なポイントがあります。それが“将来の健康リスク”と体重(BMI)です。 🧬PCOSってどんな状態? PCOSは、 排
精子が少なくても大丈夫「妊娠の可能性を広げた顕微授精とは」
生殖補助医療ARTの中で「顕微授精(ICSI)」という言葉が頻繁に出てきます。この技術は**不妊治療の歴史を大きく変えた“革命的な方法”**といわれています。 🔍 以前はどうだった? 従来からの体外受精(IVF)では、多くの元気に動く形の良
妊活だけじゃない!男性不妊から見える“将来の健康リスク”とは
👶妊活中の方へ 男性不妊は“体からのサイン”かもしれません ❓「男性不妊って、妊娠しにくいだけの問題ですか?」 👉 実はそれだけではありません。 近年の研究では、男性不妊は「将来の健康状態」を示すサインである可能性が指摘されています。つまり
治療を続ける?やめる?迷ったときに知っておきたい心の準備
治療の“終わり”について考えたことはがありますか? 不妊治療をされている方にとって、毎回の治療は「希望」とともに進んでいきます。 一方で、少し言いづらい話ですが…治療がうまくいかない可能性も現実として存在します。実はこの「もしも」の話を、多
体外受精をすれば“年齢の壁”は乗り越えられるか?
「不妊治療すれば年齢の影響をカバーできる?」 妊活中の方から、とてもよくいただく質問です。 今回は100万人をシミュレーションした「不妊治療(IVFなど)は“年齢の影響”をどこまで補えるのか?」の最新研究報告の紹介です。 不妊治療すれば、出
運動すると妊娠率は下がる?不妊治療中の正しい過ごし方
🌸胚移植後、動いていいの?それとも安静? 体外受精で胚移植を受けたあと、 多くの方がこんな不安を抱えます。 👉「動いたら着床しにくくなるのでは?」 👉「なるべく安静にしていた方がいいの?」 今回は、その疑問に最新の研究結果をもとにお答えしま
子宮外妊娠を経験したあなたへ―次の妊娠のために知っておきたいこと
🌸子宮外妊娠のあと、また妊娠できる? 子宮外妊娠(異所性妊娠)を経験された方から、よくいただくご質問があります。 👉「もう妊娠できないのでは?」 👉「次はまた同じことが起きるのでは?」 とても自然で、大切な不安です。 今回は最新の研究をもと
卵子凍結しても使わない?将来の妊娠のリアル
最近よく耳にする「卵子凍結」。 特にがん治療を控えている方にとっては、 👉 将来の妊娠のための大切な選択肢です。 でも実は、意外な事実があります。 👉 凍結した卵子が実際に使われるケースは多くないという点です。 🧬なぜ卵子凍結が必要なの?
AMHが低いと妊娠しにくい?その“誤解”を解きます
妊活を始めるとよく耳にする「AMH(抗ミュラー管ホルモン)」という言葉。 「AMHが低いと妊娠しにくいのでは?」と不安になる方も多いのではないでしょうか? 🧬AMH そもそも何? AMHは、卵巣の中の小さな卵胞から分泌されるホルモンです。こ
着床のタイミングは測れる?未来の検査が変わるかもしれません
🌸着床のタイミングは測れる?未来の検査が変わるかもしれません 体外受精を受けていると、 👉「なぜ良い胚なのに妊娠しないの?」 👉「子宮の状態は本当に大丈夫?」 と疑問に感じることはありませんか? そのカギのひとつが、 👉 “着床のタイミング
体外受精は危険?“リスク”の本当の考え方
体外受精って本当にリスクが高い? 体外受精(IVF)を考えたとき 👉「赤ちゃんに影響はないの?」 👉「リスクが高いって聞いて不安…」 と感じる方はとても多いと思います。 今回は最新の研究をもとに 👉 IVFの“リスク”をどう考えるべきかを分
子宮内膜症は進行するの? 年齢との本当の関係
子宮内膜症は進行するの? 妊娠を考えている方の中には、 👉「子宮内膜症って進行するの?」 👉「放っておくと悪化するの?」 と不安に感じる方も多いと思います。 今回は最新の研究をもとに、 👉 子宮内膜症と年齢の関係について分かりやすくお話しし
子宮腺筋症でも妊娠できる? 新しい手術の可能性
強い生理痛や不妊の原因として知られる「子宮腺筋症」。 👉「子宮を取らないといけないの?」 👉「妊娠はもう難しいの?」 そんな不安を感じている方も多いと思います。 今回は最新の研究をもとに、 👉 子宮を残しながら治療する新しい手術について分か
ホルモンと子宮筋腫の関係 本当に心配すべきことは?
🌸子宮筋腫は大きくなる? 妊娠を考え始めると、「子宮筋腫」という言葉に不安を感じる方も多いと思います。 👉「筋腫があると妊娠しにくいの?」 👉「ホルモンの影響で大きくなるの?」 今回は、最新の医学論文をもとに、子宮筋腫とホルモンの関係につい
第15回せとうちART/SRHR研究会参加報告
2026年4月12日 広島駅近くの広島コンベンションホールにて、 第15回せとうちART/SRHR研究会を2026年4月12日(日曜日)に広島コンベンションホールにて開催されました。 当番世話人である絹谷産婦人科理事長である絹谷正之先生のも
卵が育つってどういうこと? (卵巣刺激での成否を見極める新しい指標)
卵巣刺激“うまくいってる”? ~治療の質を高める新しい指標たち~ 体外受精(IVF)や顕微授精(ICSI)を受けるときに、多くの方が通る「卵巣刺激」。でも実際、どこまで順調なのか?その判断って、意外と難しいのです。 そんななか、「卵がちゃん
子宮外妊娠のあとに知っておきたいこと ― 未来の妊娠とこころのケア
子宮外妊娠は「その後」がとても大切です 子宮外妊娠(異所性妊娠)は、早期発見と治療が必要な緊急性の高い病気です。多くの方が「命に関わる状態だった」として、その時の出来事に意識が向きがちです。 でも子宮外妊娠は“その後の人生”にも大きく関わる
トリガー方法で卵子の数は変わらない?
2026年に報告された研究では、卵子凍結(社会的適応)を受ける女性を対象に、 デュアルトリガー(GnRHアゴニスト+hCG) GnRHアゴニスト単独 を比較しました。その結果、 👉 採れた卵子数・成熟卵子数に差は認められませんでした つまり
赤ちゃんを迎えるための研究、大事なのは「人数」よりも「比べ方」?
不妊治療(ART)の研究では、多くのデータを集めることが重視されがちですが、最新の論文では「人数の多さ」よりも、背景が異なるグループを「いかに公平に比較するか」という手法(バランス)が、信頼できる結論を導くために極めて重要であると述べられて
妊娠を守る「膣内フローラ」――早産リスクと細菌バランスの関係
妊娠を目指す方へ:膣内細菌と妊娠の大切な関係 👶 「赤ちゃんを元気に育てたい」そう願うカップルにとって、妊娠中の体の環境はとても大切です。 最近の研究では、🦠 膣の中にいる細菌(膣内フローラ)が妊娠経過に関係している可能性があることが分かっ
不育症の新しい原因?子宮内細菌(マイクロバイオーム)研究
👶 流産を繰り返してしまう理由は? 2回以上の流産を経験する状態を反復流産(不育症)と呼びますが、赤ちゃんを望むカップルの約0.8〜1.4%に起こるとされています。 検査をしても🔍 半数以上は原因が分からないことがあります。 🦠 子宮にも「
流産を繰り返す原因?「子宮の細菌バランス」がヒントになるかもしれません
👶「なぜ流産を繰り返してしまうの?」 「2回以上の流産を経験する」反復流産(RPL)は、妊婦さんの約5%に起こるといわれています。 原因として 染色体異常 子宮の形の異常 抗リン脂質抗体症候群 などがありますが、約4分の1は原因
着床しない・流産を繰り返す…その理由と“受精卵の染色体”の関係
「何度も移植しているのにうまくいかない…」 「やっと妊娠しても流産してしまう…」 このような悩みを抱えている方は少なくありません。 実はその原因のひとつとして、**受精卵の“染色体の状態”**が関係していることがあります。 🧬受精卵の“染色
赤ちゃんの発育は受精前から始まっている?卵子に秘められた力
👶 赤ちゃんの発育は「受精した瞬間」から始まる 赤ちゃんの成長は、受精した瞬間からスタートします。でも実は、受精してすぐの段階では、赤ちゃん自身の遺伝子はまだ本格的には働いていません。 では、誰がその最初の発育を支えているのでしょうか?その
タイムラプス培養やAIで選ばれた胚って、本当に安全?
最近の体外受精(IVF)では 📷 タイムラプス培養 🤖 AI(機械学習)による胚の評価 これらの新しい技術も広く使われるようになっていますが、「胚の育て方や選び方が、赤ちゃんに影響しないのかな?」と不安に思われる方もおられると
「胚盤胞まで育つ力」が教えてくれる、妊娠への大切なヒント
体外受精や顕微授精の説明で 「胚盤胞まで育ちました」 「胚盤胞移植です」と聞いたことはありませんか?でも実は、 👉 「胚盤胞」そのものよりも 👉 「胚盤胞まで育つ“過程”」 これらが、とても大切なのです。 🌱 胚盤胞ってどんな
年齢別の1個の正常胚を得るために必要な卵子数は? 日本のPGT-A研究からわかること
📊前提 胚盤胞到達率:約40–50% 染色体正常胚euploid率:年齢依存 「卵子 → 胚盤胞 → 正常胚」までを逆算 🧠臨床的メッセージ ✔ 若年では「数より質」 少数でも十分に正常胚が得られる ✔ 38歳以降は「数が必要」 正常胚率低
流産を繰り返すカップルへ:PGT-Aで妊娠継続率を高める
流産を繰り返すことは、身体的・精神的な負担が大きく、多くのカップルにとって深刻な問題です。特に、医学的に明確な原因が分からない「原因不明の習慣性流産(Unexplained Recurrent Pregnancy Loss, RPL)」のケ
受精卵の染色体が正常な割合はどれくらい?
【ご質問内容】 受精卵の染色体が正常な割合はどれくらいですか? 【当院からの回答】 受精卵の染色体異常の割合は、もちろん年齢以外の要因もありますが、女性年齢の関与が大きいです。 Fertil Steril 2014; 101: 656 27
着床しない原因のひとつとして「染色体異常」
着床しない原因の1つ「染色体異常」 体外受精(IVF)を受けているカップルの多くが「なぜ胚移植しても着床しないのか?」と疑問に思うことがあります。その大きな原因のひとつが胚の染色体異常です。今回、最新の研究から分かったことをお伝えします。
検査は少なくても大丈夫?凍結胚移植の新しい考え方
「通院が大変」「検査が多くて不安」 体外受精や凍結胚移植(FET)を考え始めたとき、こうした声をよく耳にします。 最近の研究では、条件が整った一部の方では、毎回のホルモン検査や超音波検査を省略しても、妊娠率が変わらない可能性が示されました。
肥満と不育症:妊活中の女性が知るべきリスクと対策
妊活中の女性にとって、体重管理は非常に重要です。最近の研究では、肥満が不育症(2回以上の連続流産)のリスクを増加させる可能性が示唆されています。このブログでは、研究結果をもとに肥満が不育症に与える影響と、妊娠成功のための体重管理について解説
妊活女性が知っておきたい:肥満と流産率の関係
妊娠を目指している女性にとって、体重管理は非常に重要です。最近の研究では、女性の肥満が正常胚移植後の流産率に影響を与えることが明らかになりました。このブログでは、その研究結果と妊活中に知っておくべき体重管理のポイントを紹介します。 肥満が流
第三者が関わる不妊治療だからこそ知っておきたいこと
👫 「卵子提供って、どんな説明がされているの?」 第三者が関わる治療だからこそ、きちんとした説明と同意がとても大切です。 📘 最新の国際研究から分かったこと 世界14か国の専門家と卵子提供経験者が話し合い、「これだけは必ず説明されるべき」と
不安や落ち込みはあなただけじゃない ― PCOSと心の健康
👩❤️👨 「PCOSは、心にも影響するって本当?」 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、排卵のトラブルやホルモンの変化が起こりやすい病気です。でも実は、体だけでなく “心の状態” にも影響しやすいことが、最近の研究で改めて分かってきました
「体重を減らせば排卵する?」PCOSと減量の“現実的な関係”
体重を減らせば排卵が戻りますか? これは、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)でお悩みの方から、とてもよくいただく質問です。最近、この疑問に対してとても丁寧に調べた研究が発表されました。今回はその内容を、できるだけ分かりやすくお伝えします。 PC
黄体の数で妊娠中の体は変わる?
妊娠は、赤ちゃんが育つだけでなく、お母さんの体が大きく変化していくプロセスでもあります。 最近の研究で、「妊娠が成立したときに黄体(おうたい)がいくつあるか」が、妊娠中のお母さんの体の変化に関係している可能性が示されました。 今回は、妊娠を
妊活と甲状腺機能:妊娠に影響するTSHの最新知見とは?
妊活中の女性にとって、甲状腺の働きは見逃せないポイントです。 甲状腺ホルモンは卵巣機能や妊娠維持に関与し、バランスが崩れると妊娠しにくくなったり、流産のリスクが高まる可能性があります。今回は、最新の研究をもとに妊活と甲状腺機能の関係について
見えない培養室の工夫が、未来の赤ちゃんを支えている
👫 「培養室の忙しさって、赤ちゃんに影響する?」 体外受精(IVF)や顕微授精(ICSI)では、受精卵を大切に育てる培養室(ラボ)の環境や流れがとても重要です。「症例数が多い日は成績が下がるのでは?」と心配される方もいます。 🔬 大規模研究
反復流産と体質の関係?血液・尿から分かってきた最新研究
🧡「原因不明の流産」に、新しいヒントが見えてきました 「検査をしても異常がないのに、流産をくり返してしまう…」そんなつらい経験をされた方も多くおられると思います。 🔍 今回の研究で分かったこと 🧬 最新の研究では、**体のエネルギー代謝に関
妊娠できた、その先を大切にするために ― アッシャーマン症候群と妊娠経過
妊娠できた、その先も大切にするために 不妊治療を経て妊娠反応が出た瞬間は、何にも代えがたい喜びですねでも同時に、「この妊娠は順調に進むのだろうか」「無事に出産までたどり着けるのかな」と、不安な気持ちが顔を出す方も少なくありません。 アッシャ
子宮外妊娠(異所性妊娠)はなぜ起こる?卵管の最新研究から分かったこと
🌱 赤ちゃんを迎える「卵管」の大切な役割、知っていますか? 妊娠というと「子宮」に注目されがちですが、 **実は妊娠のスタート地点は「卵管」**です。 🔍 卵管で何が起きているの? 🧬 最新の研究から、卵管の内側(上皮)には いくつもの役割
「子宮内膜症、どこで診てもらうのが正解?」― 妊娠を目指す方に知ってほしい“専門的な診療体制”
「子宮内膜症と言われたけれど、このまま今の病院でいいのかな?」 「妊娠を考えるなら、専門施設に行った方がいい?」 こうした迷いは、とても自然なものです。最近、世界の先進国で子宮内膜症診療がどのように行われているかを比較した、大規模な研究が発
子宮内膜症や子宮腺筋症: 自分の病気を知ることが妊活を前に進める力になる
👩❤️👨 「ネットのアンケートって信頼できる?」 子宮内膜症や子宮腺筋症について、最近は**オンライン調査や患者さん自身の申告(セルフレポート)**をもとにした研究が多く報告されています。 「自己申告だと正確じゃないのでは?」と感じる方
年齢だけじゃない!卵子凍結を考える前に知っておきたい検査の話
👩❤️👨 卵子凍結、何個くらい保存すればよい? 最近、「将来のために卵子凍結を考えています」というご相談が増えています。 でも多くの方が悩まれるのが、 👉 何回採卵が必要? 👉 何個くらい卵子を凍結できそう? という点です。 🔬 最新研
精液検査だけじゃわからない。男性不妊の“見えない原因”を探る研究
👫 「検査をしても原因がはっきりしない…」 男性不妊では、精液検査だけでは分からないことも多くあります。 🧬 最近の研究で分かってきたこと 精子が作られる過程(精子形成)には、多くの遺伝子が関わっています。 最新の研究では、1
体重と男性不妊って関係ある?
👫 「体重と男性不妊って関係あるの?」 体重の増加(肥満)は、男性の体の中で起こるホルモンや代謝のバランスに影響し、精子の数や動き、質に関係することが分かってきました。 ⚖️ 肥満が精子に与える影響 男性ホルモン(テストステロン)が下がりや
胚だけじゃない。着床を支える子宮内膜の大切な役割
👫 「良い胚を戻しているのに、なかなか着床しない…」 そんなとき、**子宮内膜の“受け入れ準備”**が関係している場合があります。 🧬 最新研究で分かってきたこと 着床しやすい時期(黄体期中期)の子宮内膜では、本来、赤ちゃんを迎えるために細
採卵は怖い?不安と痛みに向き合う正しい知識
👫 「採卵って、痛いの?すごく不安…」 体外受精で行う**採卵(卵子をとる処置)**について、多くの方が緊張や痛みへの不安を感じられていると思います。 🕶️ 最近話題の“VR(バーチャルリアリティ)”ってどう? 手術や検査中にVR映像を見る
受精していないように見えた胚、実は“受精していた”
体外受精や顕微授精(ICSI)の説明で、 「これは受精していませんでした」 「前核(PN)が見えませんでした」 と聞いて、ショックを受けたことはありませんか? 実は最近、👉 “前核が見えなかった=受精していない”とは限らないことが、詳しい研
培養液に“抗酸化剤”を入れると 妊娠率が上がる?
体外受精(IVF/ICSI)を頑張るカップルにとって、 「少しでも妊娠の可能性が上がる方法があるなら知りたい!」という思いはごく自然なものです。 近年、“抗酸化剤入りの培養液”が注目されています。抗酸化剤は、卵子や精子、胚が受けるストレス(
タイムラプス培養って、赤ちゃんに影響はないの?
体外受精(IVF)や顕微授精(ICSI)では、受精卵を培養し、良い胚を選んで子宮に戻します。最近よく聞くのが、タイムラプス培養(カメラ付き培養器)です。 📷 タイムラプス培養とは? 胚を培養器から外に出さずに観察 培養器内のカメラで成長の様
便利にしても妊娠率は変わらない?自然周期FETの新しい考え方
凍結胚移植、「自然周期」が一番いいと思っていませんか? 凍結胚移植(FET)では、 自然に排卵を待つ自然周期 排卵は自然だけど、 hCG注射や黄体ホルモンを少し足す周期 排卵を使わず、 ホルモン補充だけで行う周期 など、いくつかの方法があり
凍結胚移植の前にピルを使っても大丈夫?最新データでわかる安心材料
凍結胚移植の前、「ピルを飲みましょう」と言われて不安になったことはありませんか? 自然周期での凍結胚移植(nFET)を予定している方の中には、移植スケジュールを整える目的で、事前に低用量ピルを処方されることがあります。そのとき、よく聞かれる
凍結胚移植の前、こんな通院ありませんか?
凍結胚移植(FET)を予定している方の多くが、 月経初期の採血 子宮内膜チェックのエコー ホルモン値の再検査 と、「本当に毎回必要なのかな?」と感じる通院を経験されています。仕事を調整したり、遠方から通ったり…。治療そのもの以上に、通院の負
PCOSは早産のリスク?でもAMHが原因ではない理由
PCOSの妊娠で「早産が心配」と言われたことはありませんか? 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、 排卵しにくい ホルモンバランスが独特 代謝異常(肥満・耐糖能異常)を伴いやすい といった特徴があり、妊娠・出産でもリスクが高いのでは? と不安
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS):妊娠・出産と将来の健康
PCOSは「よくある病気」になっています 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、**生殖年齢女性の約6〜10%**にみられる、決して珍しくない疾患です。 排卵障害による不妊が注目されがちですが、2025年の最新レビューでは、PCOSは 妊娠・出
多嚢胞性卵巣症候群PCOSと妊娠:知っておきたいリスクと合併症
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)を抱える方にとって、妊娠は喜ばしいものですが、その一方でいくつかのリスクも伴うことがわかっています。特に、妊娠糖尿病や妊娠高血圧のリスクが高まることが、近年の研究で明らかにされています。ここでは、PCOSの妊娠
卵巣だけじゃない、子宮も大切――多嚢胞性卵巣症候群と妊娠への意外な関係
🌷はじめに 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、排卵障害や月経不順の原因としてよく知られています。でも実は――「卵巣」だけでなく、「子宮のかたち」にも特徴があることをご存じでしょうか? 最新の国際研究では、PCOSの女性とそうでない女性で、子
PCOSは「大人の不妊症」だけの病気ではありません
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は、「生理不順」「排卵しにくい」「不妊治療で見つかる病気」というイメージを持たれがちですが、実は思春期(10〜19歳)から始まることが多い疾患です。 2023年改訂の国際ガイドラインと、2025年の総説では、思
採卵前の「最後の一手」!!!排卵トリガー注射、どれ選ぶ?
採卵前に打つ「トリガー注射」とても重要です 体外受精(IVF)では、採卵の約34〜36時間前に 卵子を最終成熟させる注射を行います。 これを「排卵トリガー」と呼びます。 この一回の注射が、 きちんと成熟した卵子が取れるか 空胞(卵子が入って
受精の成功率はトリガーで変わる?健康反応者における最新の考え方
採卵前の「トリガー注射」、実は定義がバラバラ? 体外受精(IVF)では、採卵の約34〜36時間前に 卵子を最終成熟させるための注射を行います。 これを排卵(卵子成熟)トリガーと呼びます。 最近よく耳にするのが、 デュアルトリガー ダブルトリ
毎日の食事で変わるかもしれない?大豆摂取と子宮内膜症リスクの話
「大豆はホルモンに影響するから控えたほうがいい?」 妊娠を考え始めると、「大豆製品は女性ホルモンに似ている」から子宮内膜症や不妊に悪いのでは?」と心配される方が少なくありません。 しかし、2025年に発表された大規模研究は、 これまでのイメ
精子の数・動き・年齢が未来の赤ちゃんに与える影響とは
「不妊治療は女性の年齢がすべて」…本当にそうでしょうか? 不妊治療の現場では、どうしても女性の年齢が注目されがちです。 もちろんそれは事実ですが、2025年に発表された大規模研究から、 男性側の年齢や精子の状態も、胚の質に確実に影響する こ
治療前に知っておきたい精子凍結保存:将来の妊娠を守るための最適な準備とは
将来子どもを望む可能性があるなら、治療前の準備が大切です 抗がん剤治療や放射線治療、精巣手術などは、 精子を作る力(造精機能)に大きな影響を与えることがあります。 そのため、治療前に精子を凍結保存しておくことは、 将来の妊娠を守るための非常
HBV陽性でも大丈夫?ARTを考えるカップルへのガイド
妊活を進める中で、「夫(または妻)がB型肝炎だけど、体外受精に影響は?」という不安を抱くカップルは少なくありません。最近、約2万5千組を対象にした非常に大規模な研究が発表され、この疑問に明確な答えを示してくれました。その内容をやさしく、前向
“つけるだけで排卵日がわかる?”——ウェアラブル技術が変える妊活の未来
🌷はじめに 毎朝の基礎体温測定や排卵検査薬、アプリ入力——妊活をしている方なら一度は経験したことがあると思います。でも最近では、「身につけるだけ」で自動的に体の変化を記録できるウェアラブルデバイスが登場しています。スマートウォッチのような小
AMHがカギ? 男性不妊治療の新しい可能性を探る
🧬骨の薬が「精子」に効くかもしれない? みなさん、「デノスマブ(Denosumab)」という薬をご存じですか?本来は骨粗しょう症の治療薬で、骨を壊す細胞の働きを抑える“RANKL阻害薬”です。 ところが最近、この薬が男性不妊の
