【津高本院】不妊治療のページです
子宮腺筋症でも妊娠できる? 新しい手術の可能性
強い生理痛や不妊の原因として知られる「子宮腺筋症」。
👉「子宮を取らないといけないの?」
👉「妊娠はもう難しいの?」
そんな不安を感じている方も多いと思います。
今回は最新の研究をもとに、
👉 子宮を残しながら治療する新しい手術について分かりやすく解説します。
🧬子宮腺筋症とは?
👉 子宮の筋肉の中に支給内膜に似た組織が入り込む病気
- 強い生理痛
- 過多月経
- 不妊
これらの原因になることがあります。
⚠️これまでの課題
腺筋症が広範囲に広がる「びまん性腺筋症」の場合、
👉 治療が難しいとされてきました。
重症例では、
👉 子宮摘出(子宮を取る手術)が選ばれることもありました。
💡今回の新しい治療法とは?
今回の論文では、
👉 子宮を残すための新しい腹腔鏡手術が紹介されています。
特徴は3つです。
① おへそからの単孔手術
👉 傷が小さく、体への負担が少ない
② 病変をしっかり切除
👉 腺筋症の部分を丁寧に取り除く
③ 子宮を再建(ダブルフラップ法)
👉 子宮の形をできるだけ正常に戻す
さらに、
👉 一時的に子宮の血流を止めて出血を減らす工夫
も行われています
📊実際の手術結果
論文の症例では、
- 出血量:約50mL(少ない)
- 手術時間:約75分
- 生理痛:7 → 2に改善
- 子宮サイズも縮小
さらに、
👉 術後3か月で子宮の形が正常に近づいたことがMRIで確認されています
(※Figure 2:術前後のMRIで明らかな改善)
😲この手術のすごいところ
👉 「治す」と「妊娠の可能性を残す」を両立している点です。
従来は難しかった、
👉 「症状改善+子宮温存」が現実的になってきています。
⚠️ただし注意点も
この治療は、
- 高度な技術が必要
- すべての方に適応ではない
このため、
👉 専門施設での慎重な判断が重要です。
🌷妊娠を希望される方へ
腺筋症があっても、
👉 治療によって妊娠の可能性が広がる時代になってきています。
大切なのは、
👉 自分に合った治療を選ぶことです。
💬まとめ
✔ 腺筋症は不妊や強い症状の原因になる
✔ 新しい手術で子宮を残せる可能性あり
✔ 症状改善と妊娠の両立が期待できる
✔ 専門医での評価が重要
🌼さいごに
「もう無理かもしれない」と感じている方へ。医療は確実に進歩しています。
👉 “子宮を残す”という選択肢が広がっていることは、とても大きな希望です。
一人で悩まず、ぜひ専門医と一緒に最適な道を見つけていきましょう。
📚出典
- Uterus-preserving surgery for diffuse adenomyosis via transumbilical single-port laparoscopy… Fertility and Sterility, 2026
