1.一般不妊治療(タイミング法)
- 初回の治療計画開始にあたっては夫婦一緒の受診が必要です
また、一度は婚姻関係が記載された住民票(発行から半年以内)の提出が必要になります - 受診された夫婦それぞれ一般不妊治療管理料:自己負担額750円(3ヵ月に1回)
- 実施した検査や治療により診療費の自己負担があります
一般不妊治療(タイミング法/人工授精)を希望して来院される皆さまへ
2.一般不妊治療(人工授精)
- 初回の治療計画開始にあたっては夫婦一緒の受診が必要です
また、一度は婚姻関係が記載された住民票(発行から半年以内)の提出が必要になります - 受診された夫婦それぞれ一般不妊治療管理料:自己負担額750円(3ヵ月に1回)
- 人工授精(精液検査・精子洗浄濃縮を含む):自己負担額5,460円(女性の診療費として取り扱われます)
一般不妊治療(タイミング法/人工授精)を希望して来院される皆さまへ
3.生殖補助医療(体外受精など)
- 女性年齢および胚移植回数で制限があります
(40 歳未満では最大6回、40~43 歳未満では最大3回、43歳以上は適用なし) - 初回の治療計画開始にあたっては夫婦一緒の受診が必要です
また、一度は婚姻関係が記載された住民票(発行から半年以内)の提出が必要になります - 受診された夫婦それぞれ生殖補助医療管理料:自己負担額900円(月ごと)
下記のご本人負担は女性の診療費として取り扱われます
- 排卵誘発剤:およそ10,000円~20,000円
- 超音波・ホルモン採血検査:1周期3回程度1回 およそ4,000円
3-1.採卵基本料:9,600円(採卵が0個の場合)
※採卵ごとに下記を加算
採卵ごとに加算される費用 | |
---|---|
1個 | 7,200円(合計16,800円) |
2~5個 | 10,800円(合計20,400円) |
6~9個 | 16,500円(合計26,100円) |
10個以上 | 21,600円(合計31,200円) |
※麻酔は別途 |
3-2.受精法
- 媒精:12,600円(個数に関わらない)
- 顕微授精(ICSI):下記の表を参照
顕微授精(ICSI)の費用 | |
---|---|
1個 | 14,400円 |
2~5個 | 20,400円 |
6~9個 | 30,000円 |
10個以上 | 38,400円 |
※両方実施の場合は、媒精6,300円(半額)+ 顕微授精費用
※TESE精子使用の場合は、15,000円を加算
3-3.受精卵培養の費用(採卵翌日から受精した個数ごと)
受精卵培養の費用(採卵翌日から受精した個数ごと) | |
---|---|
1個 | 13,500円 |
2~5個 | 18,000円 |
6~9個 | 25,200円 |
10個以上 | 31,500円 |
3-4.胚盤胞加算(胚盤胞培養の個数ごと)
胚盤胞加算の費用(胚盤胞培養の個数ごと) | |
---|---|
1個 | 4,500円 |
2~5個 | 6,000円 |
6~9個 | 7,500円 |
10個以上 | 9,000円 |
3-5.胚移植
胚移植の費用 | |
---|---|
新鮮胚移植 | 22,500円(AHA込:25,500円) |
融解胚移植 | 36,000円(AHA込:39,000円) |
3-6.胚凍結保存
胚凍結保存の費用 | |
---|---|
1個 | 15,000円 |
2~5個 | 21,000円 |
6~9個 | 30,600円 |
10個以上 | 39,000円 |
先進医療の費用
必要あれば、自費診療ですが、保険診療と併用できます。
先進医療について詳しくはこちら
- 強拡大顕微鏡による形態良好精子の選別(IMSI)(先進医療):自費 11,000円
→強拡大の顕微鏡を用いて、成熟精子の選択を行う技術です。 - 子宮内膜細菌叢検(EMMA/ALICE検査)(先進医療):自費 45,320円
→子宮内細菌叢が正常であるのか、異常であるのか、またその菌の種類の組成を判断する検査です。 - 子宮内膜受容能検査(ERA検査)(先進医療):自費 94,820円
→子宮内膜を採取し、次世代シークエンサーを用いて遺伝子の発現を解析し、内膜組織が着床に適した状態であるのかを評価する検査です。 - タイムラプス培養:自費 23,000円
→培養器に内蔵されたカメラによって、胚培養中の胚を一定間隔で自動撮影し、培養器から取り出すことなく、正確な胚の評価が可能となる技術です。 - マイクロ流体技術を用いた精子選別:自費 25,000円
→マイクロ流体技術を応用したデバイスを用いて精子選別を行います。
保険適用でない生殖補助医療を実施する場合の費用
「女性年齢43歳以上」、「保険診療回数を越える」、「保険医療でも先進医療でもない」、これらの治療費は、全額が自己負担になります。
この費用算定にあたっては、保険費用や先進医療として設定があるものは、該当費用の10割負担とさせていただきます。該当項目がない治療については診察室でご確認ください。
生殖補助医療(体外受精/顕微授精など)を希望して来院される皆さまへ
選定療養の費用
選定療養(特別な療養環境の提供に係る基準に関する事項:外来医療に係る特別の療養環境の提供)の費用
- 託児室利用料:1回につき550円
(事前申込書や予約必要、初診ではご利用いただけません) - 望妊治療センター日曜祝日の診療:1日につき720円(
時間外選定療養費)
書類などの費用
- 証明書(医師署名が不要なもの)2,200円
- 証明書(医師署名が必要なもの)3,850円
- 診断書(当院書式)3,850円
- 診断書(任意保険など)9,900円
- 面談料(保険会社など)22,000円
セット検診の費用
- 望妊セット検診(女性)16,770円(税込み)
- 望妊セット検診(男性)10,280円(税込み)
- 補助セット検診(女性)8,590円(税込み)
- 補助セット検診(男性)10,280円(税込み)
治療費用の保険適用について
保険医療機関及び保険医療養担当規則(第5条の3)
項目 | 点数 | 総額 (円) | 自己負担 (3割) |
---|---|---|---|
一般不妊治療管理料(3か月に1回) | 250点 | 2,500円 | 750円 |
生殖補助医療管理料1(1か月に1回) | 300点 | 3,000円 | 900円 |
外来後発医薬品使用体制加算 | 5点 | 50円 | 15円 |
後発医薬品使用体制加算1 | 47点 | 470円 | 140円 |
精巣内精子採取術の実施届出 |
|
|
|
・顕微鏡を用いないもの | 12,400点 | 124,000円 | 37,200円 |
・顕微鏡を用いたもの | 24,600点 | 246,000円 | 73,800円 |
卵管鏡下卵管形成術の実施届出 | 46,410点 | 464,100円 | 139,230円 |
入院費用の保険適用について
保険医療機関及び保険医療養担当規則(第5条の3)
項目 | 点数 | 総額 (円) | 自己負担 (3割) |
---|---|---|---|
有床診療所入院基本料4(14日以内) | 824点 | 8,240円 | 2,472円 |
有床診療所入院基本料4(15日以上30日以内) | 640点 | 6,400円 | 1,920円 |
看護配置加算1(有床診療所入院基本料) | 60点 | 600円 | 180円 |
夜間緊急体制確保加算(有床診療所入院基本料) | 15点 | 150円 | 45円 |
夜間看護配置加算2(有床診療所入院基本料) | 55点 | 550円 | 165円 |
医師配置加算1(有床診療所入院基本料) | 120点 | 1,200円 | 360円 |
医療安全対策加算2 | 30点 | 300円 | 90円 |
栄養管理実施加算(有床診療所入院基本料) | 12点 | 120円 | 36円 |
7級地地域加算 | 3点 | 30円 | 9円 |
後発医薬品使用体制加算(入院) | 47点 | 470円 | 140円 |
食事療養について(第5条の3の2)
当院では入院時食事療養(Ⅰ)・食堂有の届出を行っており、管理栄養士によって管理された食事を適時に、適温で提供しています。
1食につき自己負担額460円、これに1日当たり栄養管理実施加算36円が追加されます。
病床について
- 4人室(3室):差額料金は必要ありません
- 個室ベッド使用料(トイレなし)4,400円
- 個室ベッド使用料(トイレあり)6,600円
- テレビモニター使用料 550円/日
- イヤホン660円
- 洗濯機(200円/回)
- 乾燥機(300円/30分)
- 病衣550円 (1日)
- 緊急セット1,100円
院内設備備品(無料共用)
- 空調設備(部屋単位で調整)
- 給茶装置
- 扇風機
- 冷凍冷蔵庫
- 電子レンジ
- ヘアードライヤー
- ハンドソープ
- トイレ
- シャワー
- WiFi環境
- 病床ごとに懐中電灯・防災セットを用意しています
お支払いや控除について
診療費のお支払いは、現金またはクレジットカード(VISA/Masterのみ)になります。
当院の診療費お支払いについて ①高額療養制度について ②医療費控除について