【津高本院】不妊治療のページです
運動すると妊娠率は下がる?不妊治療中の正しい過ごし方
🌸胚移植後、動いていいの?それとも安静?
体外受精で胚移植を受けたあと、
多くの方がこんな不安を抱えます。
👉「動いたら着床しにくくなるのでは?」
👉「なるべく安静にしていた方がいいの?」
今回は、その疑問に最新の研究結果をもとにお答えします。
🚶♀️運動すると妊娠率は下がる?
結論からお伝えします。
👉 日常的な運動は、妊娠率に影響しない可能性が高いです。
研究では、胚移植を受けた患者さんに活動量計(Fitbit)をつけてもらい、
- 歩数
- 消費カロリー
- 活動時間
などを測定しました。その結果、
👉 活動量と妊娠率に関連は見られませんでした。
😲むしろ動いていた人のほうが…
さらに興味深い結果があります。
👉 妊娠した方は、移植後に歩数が増えていた
👉 妊娠しなかった方は、歩数が減っていたという傾向が見られました
つまり、
👉「動くとダメ」という根拠はないどころか、
👉「自然に生活している人のほうが良い可能性」も示唆されています。
🧠ストレスは影響するの?
不妊治療ではストレスも大きな問題です。研究ではストレスの指標として「コルチゾール(唾液)」も測定されています。結果は…
👉 妊娠した人としなかった人でストレスホルモンに差はありませんでした。
ただし別の研究では、
👉 強いストレスは妊娠率に悪影響の可能性も指摘されています。
💡運動の“本当のメリット”
運動は妊娠率そのものを直接上げるとは限りませんが、
- ストレス軽減
- 不安や抑うつの改善
- 睡眠の質向上
など、心と体に良い影響があることが分かっています
⚠️これまでの常識は正しかった?
これまで多くの施設で
👉「移植後は安静に」と指導されてきました。
しかし今回の研究は、
👉 “過度な安静は必ずしも必要ない”可能性を示しています。
🌷どう過ごせばいいの?
結論としておすすめはとてもシンプルです。
👉 「普段どおりの生活」でOK
- 軽い運動や散歩
- 家事や仕事
- 無理のない範囲の活動
これらは問題ありません。ただし、
❌ 激しい運動
❌ 体に強い負担がかかる活動は避けましょう。
💬まとめ
✔ 日常的な運動は妊娠率に影響しない
✔ 安静にしすぎる必要はない
✔ ストレスケアはとても大切
🌼さいごに
「ちゃんと安静にしていなかったからダメだったのでは…」そんなふうに自分を責める必要はありません。妊娠はとても繊細で、コントロールできることばかりではないからです。できることは、
👉 無理をせず、心地よく過ごすこと
それが結果的に一番の近道かもしれません。
📚出典
- Exercise, stress, and infertility: have we had it wrong all these years? Fertility and Sterility, 2026
