【津高本院】不妊治療のページです
トリガー方法で卵子の数は変わらない?
2026年に報告された研究では、卵子凍結(社会的適応)を受ける女性を対象に、
- デュアルトリガー(GnRHアゴニスト+hCG)
- GnRHアゴニスト単独
を比較しました。その結果、
👉 採れた卵子数・成熟卵子数に差は認められませんでした
つまり、
✔ 強い刺激をすれば多く取れるとは限らない
✔ トリガー法の違いが「数」に大きく影響しない
という可能性が示されたのです。
妊活で本当に重要なのは「卵子の質」
ここで重要なのが「卵子の質」です。
卵子の質は以下のような要素で決まります。
- 細胞質の成熟度
- ミトコンドリア機能
- 染色体の安定性
- 分子レベルの働き
これらは見た目では判断できません。
👉 つまり、卵子は「数より質」が重要なケースが多いのです
AIが「卵子の質」を見える化する時代へ
近年、AI(人工知能)を用いた卵子評価が急速に進んでいます。研究では、
- 卵子の画像解析から
- 胚盤胞になる可能性
- 凍結後の生存率
などを予測できる可能性が示されています。
これにより、👉 経験や主観に頼らない評価が可能に
卵子凍結・妊活に与えるメリット
AIによる卵子評価が普及すると、以下のメリットが期待されます。
✔ 無駄な採卵を減らせる
必要以上の治療を回避できる可能性
✔ 妊娠の見通しが立てやすい
「あと何個必要か」がより明確に
✔ 個別化医療の実現
一人ひとりに最適な治療戦略へ
まとめ:これからの妊活は「数+質+AI」
これからの妊活は、
✔ 卵子の数
✔ 卵子の質
✔ AIによる評価
この3つを組み合わせた時代へ進んでいます。
「たくさん採れたから安心」ではなく、
👉 “どんな卵子か”が重要な時代です
🏥当院からのメッセージ
妊活や卵子凍結は、将来に関わる大切な選択です。不安や疑問があれば、
👉 一人で悩まず、専門医にご相談ください。
📚出典(MLA形式)
Carrion, Tania, and Marcos Meseguer.
“Beyond Oocyte Count: Why Artificial Intelligence-Driven Competence Assessment Should Redefine Trigger Strategies in Elective Fertility Preservation.” Fertility and Sterility, vol. 125, no. 3, 2026, pp. 423–424.