【津高本院】不妊治療のページです
胚だけじゃない。着床を支える子宮内膜の大切な役割
👫 「良い胚を戻しているのに、なかなか着床しない…」
そんなとき、**子宮内膜の“受け入れ準備”**が関係している場合があります。
🧬 最新研究で分かってきたこと
着床しやすい時期(黄体期中期)の子宮内膜では、本来、赤ちゃんを迎えるために細胞が元気に増え、ふかふかに変化します。
ところが、**反復着床不全(RIF)**の方では、
👉 AIF-1という炎症に関わるたんぱく質が増えすぎ
👉 その結果、細胞の元気が落ち、着床準備が整いにくい
ことが分かりました。
- AIF-1が増える
- 細胞のブレーキ(p38 MAPK)が強くかかる
- 子宮内膜が十分に育たず、胚を迎えにくくなる
🌈 希望につながるポイント
この研究は、
「なぜ着床しにくいのか」を説明できる可能性
「治療の新しい選択肢」につながる可能性
を示しています。
👨⚕️医療者は、結果だけでなく “背景にある体の状態” を一緒に考え、前向きに治療を進めていくことを考える必要があります。不安なことは医師に相談し、一緒に考えていきましょう!
≪ 出典≫
Zhou M, et al.
Human Reproduction, 2025
Increased AIF-1-mediated p38 MAPK phosphorylation in the mid-secretory endometrium impairs endometrial receptivity in women with recurrent implantation failure