あけましておめでとうございます。
今年も皆さまにとって実り多き年になりますように願っております
男性外来の予定
◆ 永井 敦 医師 (土曜日 PM)
1/25、2/15
◆ 原 綾英 医師 (土曜日 AM)
1/4・11・18・25、2/1・8・15・22
◆ 杉山星哲 医師 (月曜日 AM)
1/6・20、2/3・17
- 男性外来/不育外来の受診を希望される方は、診察室にてご相談ください
- 男性外来は、採血や精液検査の結果を踏まえての受診が基本です
- 記録道や I’Msの事前登録が必要になります
- 外来予定は変更の可能性があります。ご確認の上、ご予約ください
不育外来の予定
◆ 中塚幹也 医師 (土曜日 PM)
1/11、2/8
- 受診希望がある場合は、望妊治療センター診察時にお申し出ください
- 記録道やI’Msの事前登録が必要になります
- 外来予定は変更の可能性があります。
医療安全ニュース
診療受付予約について
望妊治療では、女性の月経周期に合わせて受診日の指示が出ることが多くあります。特に、月経期の予約は、「月経1日目~3日目まで」、「月経1日~5日目まで」、「月経3日目の午前中」など指定期間が短いため、予約が取れなくてお困りのこともあるかと思います。
指定期間の予約日の全ての時間帯予約枠がいっぱいで、予約が取れない場合は、電話予約受付時間9時~12時に電話0862567717(ナビ①)お問い合わせください。
技術部
顕微法(顕微授精)について
生殖補助医療において卵子と精子を一緒にすることを「媒精」といいます。
媒精方法には「体外受精(通常法)」と「顕微授精(顕微法)」の二つの方法があります。今回は通常法についてご説明します。
通常法は、一般的に「体外受精」「IVF」「ふりかけ法」と呼ばれることもあります。
採卵により得られた卵子は、写真のように顆粒膜細胞に包まれています。
(丸で囲んだところに卵子が見えます)
- 自然な受精過程において、精子は顆粒膜細胞層の中を進みながら受精能力を獲得します。
- 顕微法では、精子が卵子の中に入るまでの過程を人為的に行います(卵子の細胞質内に1つの精子を注入します)。
- 顕微法を行うに際しては、顆粒膜細胞を剥がす必要があり、このとき卵子の成熟を確認します(成熟していない卵子は受精しないので顕微法を実施できません)。
(卵子の成熟についてはクリニック新聞2024年6月号に掲載しています!)
<顕微法の手技>
- 顕微鏡下で、調整した精子液の中から正常形態で動きがある精子を1つ選びます
- 選んだ精子1個を極細のガラス針の中に保持し、卵子に穿刺します
- 極細のガラス針に軽い吸引圧をかけることで、卵子の細胞膜が破られたことを確認します
- 卵子細胞質内に精子を注入し、ゆっくりと極細のガラス針を引き抜き、完了です
<メリット>
- 顕微法の正常受精率は通常法よりもやや高い(顕微法:約80%、通常法:約70%)
- 採卵当日の精液所見が不良であっても受精が期待できる
- 過去の培養結果をふまえて先進医療等の選択ができる(医師との相談)
<デメリット>
- 穿刺によりダメージを受け、卵子が変性してしまうリスクがある(約5%)
- 通常法よりも費用が掛かる
媒精方法を決められる際は、以上のことも踏まえ医師と相談してください。
女性健診センター
女性健診センターは、1月5日(日)から乳腺外科外来を始めます!!
住民検診は12月で終了しましたが、ドック検診はいつでも可能です!
ドッグ検診の費用
検査項目 | 費用(円) |
①マンモグラフィ | 4,400 |
②乳房超音波検査 | 3,300 |
①+②セット | 7,040 |
③子宮頸部細胞診 | 4,400 |
④経腟超音波 | 1,650 |
③+④セット | 5,500 |
気になる症状があるときは、乳腺外科外来、婦人科外来を受診してくださ
HPVキャッチアップ接種の期間が変更になっています
2025年3月→2026年3月まで1年間延長されました
ただし、1回目の接種を 2025年3月までに行っておく必要があります
詳しくはホームページまたは女性健診センターへお問合せください
来院前にお電話でご確認ください
TEL:086-256-7717 応答メッセージ「5」
岡山二人サテライトクリニック
HPVワクチンキャッチアップ接種の期間延長について
2025年3月31日まで接種期間であった子宮頚がん予防HPVワクチンのキャッチアップ接種の期間が1年間延長されます(2026年3月31日まで)。
ただし、HPVワクチンキャッチアップ接種の対象者で、2025年3月31日までに初回のワクチン接種を行っておく必要があります。
≪厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部予防接種≫
(令和6年11月29日の通達文書)
- キャッチアップ接種期間終了後の取扱いについて
キャッチアップ接種期間が令和4年4月1日から令和7年3月31日までであるところ、この夏以降の需要の大幅な増加に伴う限定出荷の状況等を踏まえ、期間中に1回以上接種している者については、期間終了後も公費で3回の接種を完了できるよう、経過措置を設ける。 - 経過措置の対象者について
キャッチアップ接種の対象者(平成9年度生まれから平成19年度生まれの女子)に加え、令和6年度が定期接種の最終年度である者(平成20年度生まれの女子)も対象とする。 - 経過措置の期間について
ワクチンの添付文書上の接種間隔等を踏まえ、キャッチアップ接種期間終了後1年間とする。
≪キャッチアップ接種の対象者≫
- 1997年(平成9年)4月2日~2008年(平成20年)4月1日までに生まれた女性で過去にHPVワクチンを合計3回接種していない方(途中で中断している方も含む)
- 2025年3月末で定期接種期間が終わる現在高校1年相当の女性(2008年4月2日~2009年4月1日生まれ)も、今回に限って同様に延長されるとのことです。
≪接種の概要≫
- 初回・接種2か月後・6か月後の3回接種で6ヵ月間(最短で4ヵ月間)
- キャッチアップ接種期間内は対象者は無料
- 自費であれば、3回接種で合計10万円程度になります
≪接種来院時に必要なもの≫
- ワクチンの納入状況を確認してからの受診日決定になりますので、必ず事前に電話でご相談ください
- 保険証・マイナンバーカードなどのご自身を証明するもの
- 自治体より届いたハガキやご案内の書類、親子手帳・予防接種手帳(接種記録が確認できるもの)現在の居住地以外に住民票のある方は必ず事前に住民票のある自治体に接種についてご確認ください
- 事前の申請にて接種時にクリニックにお支払いいただき、各市町村より払い戻し対応(償還払い)を受けていただく形となる市町村もございます
- 接種を受けたか不明な場合は以前接種を受けたと思われる時期にお住まいになられていた住所の保健所または市役所に接種の記録を事前にご自身で確認してください
当院でHPVワクチン接種希望の方は必ず事前に電話でご予約・お問い合わせください
≪接種当日の注意事項≫
- 接種当日は激しい運動はお控えください
- HPVワクチン接種後30分間は院内で体調変化がないか確認させていただきますので、時間に余裕をもってお越しください
≪定期接種も受け付けています(小学6年生から高校1年生相当の女性)≫
- 初回の接種が15歳未満では2回接種となります
(2回目は初回接種より6か月後) - 15歳以上では通常の3回接種となります
来院前にお電話でご確認ください
岡山二人サテライトクリニック TEL 086-234-1155