医療安全活動報告 2016.04~2017.03
2016年4月26日(火) 15:00~15:20 防火防災活動報告
防火・防災管理者としての活動の振り返り「自然災害に備えて」 担当:防火防災管理者(旧)
活動報告、及び岡山県民としての防災意識化向上に向けて、全体会にてまず個人単位からの意識化へ



・1996年5月1日開院、現在のスタッフ推移より (グラフ参照:勤続年数別)


・2016年度がスタート 安心・安全の提供に、医療安全育成12年目 以下活動計画
定期院内ラウンド・問題点の抽出・勉強会・危険予測・明日架け報告集計・スタッフへの啓発啓蒙
活動・研修会参加・院外発表・医療安全ニュース発行等 個々の意識調査に調査依頼済
2016年5月19日(木) 15:00~16:00 全館予定停電実施
- 予定停電に向けての事前準備(入院対応他含む)・停電時の対応・復帰後の確認作業等、一連の業務の再確認ができた
- あわせて緊急時の対応の手順も再確認できた
2016年5月24日(火) 15:30~15:45 ストレスチェックについて
- メンタルヘルスケアについての説明 担当:労働安全衛生管理委員会
- 2015年12月から施行のストレスチェック制度。定期的に労働者のストレスの状況について、検査を行いストレス状況について、気づきを促し、個人のメンタルヘルス不調のリスクを低減させるとともに、集団的に分析し職場の環境の改善につなげる取り組み。
ストレスチェックの実施予定 期間:7/1~7/23(各自入力を実施)
2016年5月30・31日(土・日) JISARTシンポジウム 岡山会場にて開催
- 全国のJISART登録施設(28施設)が、当院開催(岡山会場)に集結
- 各部門(医事部・看護部・技術部・心理部門)別の教育セミナーにも参加
- メインテーマ:「情報の共有と管理」




2016年6月28日(火) 14:40~15:00 避難訓練(書面訓練)
男性 2名 女性 49名 総計51名参加 担当:防火管理者
訓練目的内容
① 訓練の規模:防火対象物全体の総合訓練
②訓練の内容:2-E-108岡山二人クリニック消防計画に基づく避難訓練(防災教育)、
夜間緊急連絡体制等の確認
・防災管理を要する災害、地震の基礎知識、風水害への心構えについての教育、夜間緊急連絡体制の確認を実施
夜間緊急連絡網のテストを近々実施予定
2016年6月28日(火) 15:00~16:00 CPR訓練
担当:リスクマネジャー
・指導者:岡山市北消防署 津高出張所 消防士6名来訪による演習
(ダミー3体+AED3体) 消防士、救急救命士の方から説明後、各グループに分かれて、心肺蘇生法、AEDの取り扱いについて演習を行う
内容 第一次救命処置
演習①心臓マッサージ
②男性が急に胸を押さえて倒れこむ場面
③男性が食べ物をのどに詰まらせて苦しむ場面




演習=体験する目的です。実際に現場に遭遇した時に、処置ができるように次回も全員で体験しましょう。
次回全体演習時は事前にグループ分けをし、順番に体験をおこなえるよう事前準備が必要
2-E-1224(夜間緊急連絡網)について、20160701改定案周知
① 災害時と、急変時に報告ルートを分けた。
② 時短勤務対象者、3歳未満の子の育児中のキャストは要請不可としています。
③ 各自連絡先に間違いないかご確認ください。
④ 各自印刷してください。自宅での保管ですので取り扱いに注意してください。
⑤ 防火管理者による連絡網テストを計画します。
2016年7月 26日(火) 14:15~14:30 感染対策について
担当:感染対策委員会
目的
感染対策の3原則「 手洗い・うがい・マスク」の「手洗い」について意識を高める事
手洗いは日常生活の中ではほぼ無意識に行われているが、どれだけの人が丁寧な手洗いが出来ているだろうか?医療機関である職場という意識も持って、最低限の感染予防対策に臨んで欲しいと思い企画。





- 意識せずに手洗いをした時と、しっかり石鹸で手洗いした時の洗い残しの比較を行った
- 意識しての手洗いでも洗い残しがあることが分かった
- マスクは接客対応の観点から着用しない方が良い
- 風邪やアレルギーなど症状のある場合は着用する
2016年9月2日(火) 20:35~ 夜間緊急連絡網テスト実施
担当:防火防災管理者
・夜間緊急連絡網による
実施目的 ①夜間緊急連絡網の実施確認 ②問題点の抽出
伝言内容 今週の目標:災害対策を確認する。ラストの人は当直に電話してください。
実施経過(時間詳細は別記録)
A:グループ 当直連絡まで 9分
B:グループ 23分
C:グループ 21分
D:グループ 31分
E:グループ 57分
問題点・課題点より、検討相談へ
2016年9月11日(火) 9:00~ 第14回日本生殖看護学会(仙台)
・テーマ:東日本大震災から5年 被災地から発信する生殖看護
担当:防火防災管理者(旧)
~みんなで、はじめよう!自然災害への備え
防火・防災管理者としての活動報告の実施
スタッフの意識調査から
・継続的な訓練の必要性
・生殖医療における医療環境のクオリティーコントロール
・防災意識向上のための情報発信
↓
「安全・安心」の提供
2016年9月27日(火) 15:20~15:30 医療安全月間に向けて
担当:専任医療安全管理者
電子媒体上の報告書 発見・当事者が直接入力し各担当者で、レベル判定他整理。
整理済分を、各自が早期に確認し事象を確認共有化、再発防止につなげる。岡山二人クリニック
医療安全の取り組み(変遷)について、報告事象の推移等報告
2012年からの「10月医療安全月間」に向けて、各部門でスローガン!
一つ一つ確実に行うことで、より安心・安全の提供の実施
医師部:「シングルチェックの強化」
看護部:「臨機応変かつ、確実に対応しよう!」
医事部:「シングルチェック強化」
技術部:「笑顔で、落ち着いて、確実に」
相談部:「行動前の一呼吸」
支援部:「ホウレンソウを確実に行なう」
2016年10月18日(火) 14:30~14:45 医療安全月間実施
各部門スローガンを掲げ、より意識化の日々を目標とする。 担当:専任医療安全管理者
電子化集計開始(2006年)より、10年間の年次集計報告等
ヒューマンエラーの低減の具体的方策(10項目について)個人単位でできること紹介済
2016年10月21日(金) 14:07~ 鳥取中部地震 震度4発生
休憩室で突然の大きな振れにビックリ!
多くのスタッフが机の下で待機し、揺れの落ち着くのを待った。と同時に各自担当の箇所への点検
(異常の有無を確認・報告)を実施。幸に施設・人的にも特に問題なく安堵。
今回は昼間の時間帯であり、多くのスタッフで同時に複数カ所の確認もできた。
しかし自然災害はいつ起こるかかもしれない=日頃の訓練・対応・ライフライン等の再確認の機会と
なった。
2016年11月22日(火) 14:30~15:00 避難訓練(地震対策)
担当:防火管理者
訓練目的 本日の訓練目的内容
①訓練の規模:防火対象物全体の総合訓練
②訓練の内容:2-E-108岡山二人クリニック消防計画に基づく避難訓練
(主に地震対策:2016.10.21鳥取中部地震 震度4を経験して)
・鳥取中部地震(震度4)対応の振り返り、地震の基礎知識、防災マニュアル(地震対策)、今後の課題確認
2017年1月24日(火) 15:00~16:00
担当:理事長
- 2月21日実施予定の習熟度試験内容について、質疑応答
- 問題そのものを覚えるのではなく、理由や関係性を考えながら勉強をしていきましょう!
- 「信頼は情報の共有から」力量アップを目指して、個々・部門と、頑張ろう!
2017年2月16日(木) 9:00 ~12:00 新人対象不妊治療について
担当:不妊症看護認定看護師
対象: 10名 不妊症検査他について学び、知識を深める。日頃の不明点の再確認等
2017年2月21日(火) 14:15~16:30 習熟度試験実施
今年も、恒例の各部門別課業、組織システム、望妊治療の3部門での試験を全員が受けました
日々の業務を行ううえで、診療に関する事・組織システムに関する事の共有化等、再確認の機会と
なりました。今年も部門を越えて共に頑張る姿もありました。
2017年3月16日(木) 14:00~16:30 ISO内部監査員研修
担当:外部講師武田先生
対象者:13名
研修後の試験実施で、全員合格を確認
2004年にISO取得し、日々の外来運営・入院運営等、各部門でも、品質管理を目標としています。
・2016年度も毎月貴重な時間を創生し、院内スタッフ教育、各部門での手順の確認、問題点の抽出、個々の力量向上に向けての努力もありました。「安心・安全の提供」には、医療者だけでなく、被医療者の皆様の積極的な参加=「参加型診療」へのご理解と協力を今後とも宜しくお願いいたします。
専任医療安全管理者・防災管理者 杉山 喜代美