岡山二人クリニックは、10月を医療安全月間としています。
日々外来・入院診療につきましては、皆様のご理解、ご協力に感謝いたします。
2012年5月22日(火)避難訓練
1.日時:2012年5月22日(火) 14:45~15:30(事前説明後訓練へ)
2.参加者: 男性 2名 女性 39名 総計41名参加
3.確認項目:
1)初期消火
2)119番通報(4階モニター室の電話にて)
3)避難誘導(支援部参加にて)
最近の事例紹介:福山ホテル火災(避難通路の確認・確保・誘導時の声かけ・煙に注意等)
4.本日の目的役割分担等説明へ14:45~15:00
訓練想定
キッチンから出火し、消火器による初期消火を実施するが、初期消火に失敗し延焼拡大する。
119番通報(模擬)を実施し、患者様・スタッフの避難誘導を実施する。
訓練細部要領(想定:木曜日(院長不在)
病棟関連:10床入院中、処置後経過観察対応中)
新館3階:4件目移植中(医師・IVFNs・OpNs) 培養室勤務
外来関連:通常予約診療予約状況は全て満杯(待ち時間発生中)の想定
託児利用:託児スタッフ1名で3名対応中
(1歳(ノブ君)・2歳(ユカちゃん)・3歳(マリちゃん)
本日の予約表お渡し済
相談部:3名勤務(1名栄養管理対応中)
レントゲン室:本日検査予約なし
患者役:
①(処置直後=麻酔直後!)
②(移植直で安静室で待機へ)
③(検査室で採血中)
④(外来患者通気検査後気分優れず)
⑤(外来で会計待ち)
⑥(相談室で相談中)
⑦(何処でどなたが?)院内の確認重要ですよ!
高齢の面会者で設定(待機場所は本人で)
院外集合場所=駐車場入り口付近
訓練終了後は、必ず新館1階副玄関からシューズを拭いて院内へ入りましょう。
5.その他:各フロアーへ分散(通常の勤務配置・患者役各フロアーへ移動)
準備でき次第訓練開始へ(15:07~)キッチンからの出火で訓練開始へ
訓練終了:15:14(7分30秒)

事前説明中

支援部(キッチン・託児スタッフ)も参加して順次避難誘導後(集合場所に)

(処置直後=麻酔直後!)背負われて

託児の子供たちも、スタッフと共に院外へ

隊長(副院長)への安否確認報告へ
6.最終確認
各フロアーから、院外への安全な通路確保や、消火器等の配置等については、
日常的に意識を持って各自での確認をお願いいたします。
最近の事例(福山)から、年1回の点検の報告義務、避難訓練の実施等について、
多くの施設が査察指摘を受けている現状のようです。(新聞紙面より)
・2012.05.15 消防計画届け済(北消防署) 防火管理者 :杉山 喜代美
*CPR訓練(心肺蘇生法)
1.日時:2012年6月19日(火) 14:45~15:30(事前説明後訓練へ)
2.参加者: 男性 2名 女性 41名 総計43名参加
3.確認項目: 担当:リスクマネジャー(大月・河本・杉山)
目的
・緊急時の対応が理解できる。
・各部署が連携をとりながら急変の患者のみでなく、院内にいる患者さまに対し
最善の対応を検討することができる。
内容
・当院で使用する緊急時の文書について
・昨年実施したCPR訓練の振り返りから、緊急時対応、訓練方法の見直しを実施。
作成した手順の確認・評価をおこなう事故(急変)発生から、救急車到着、患者
移送までの連絡方法、各部署の動きを全体訓練として実施。
・パターン1:4Fホール【全員参加】30分
事故(急変)発生から、救急車到着、患者移送までの連絡が確実におこなえるか、
各部署の動きを全体訓練として実施。
・パターン2:外来・レントゲン室
実際に持ち場に入り、レントゲン室対応を最初から通しでおこなう。放送が
聞こえるか、連絡方法は確実か確認をする。

全体で役割・イメージを確認中

場面設定で

場面設定で訓練開始

皆真剣です



レントゲン室訓練
次回は2012年後期 予定 担当リスクマネージャー石原、長崎、内藤
2012.08.23 防災管理者研修受講(杉山) 防火管理者 → 防災管理者へ
・防火・防災に対して意識化・訓練等の充実に向けて、より活動範囲を拡大し、
啓発啓蒙に努め、より安心・安全の提供ができればと考えています。
何かあれば、気軽に声してください。よろしくお願いいたします。
*災害時対応(停電時対応含む)
1.日時:2012年9月18日(火) 15:00~15:45
2.参加者: 男性 2名 女性 41名 総計43名参加
3.確認項目: 予定時停電・突発性停電の対応について
電子システム運用マニュアル(2-G-75) 緊急時対応について







各手順の周知確認実施2012.09.14
消防計画届け済(北消防署) 杉山喜代美
・2011.09.03には岡山に台風12号で、全域に大雨による多くの災害が発生、一部避難勧告発令。・2012.09.03には、近隣の突発的な停電発生(午前外来終了間際、約10分位)
当日はまだ残暑厳しい日でした。自家発電も自動的に稼働し、培養室関連は問題なく平常通りの作業
でしたが、外来は一時中断致しました。今回診察途中での移動について皆様と共有したく、
スライド(内診台よりの下降へ)を添付していますので、一応確認をお願いたします。
・「晴れの国岡山」では有りがたい事に災害が少ない県ですが、やはり「備えあれば憂いなし」。
日頃からの意識・準備・訓練も必要かと思います。
当院の取り組みについて
・開院時(平成8年)より、情報の共有化、また事象の再発防止目的で、報告制度を導入しています。(他施設にはない取り組み、全て報告へ=報告連絡相談=ホウレンソウ)
・報告された事象についての原因検索、対策を毎月実施し、継続的改善を試みています。
・継続的改善へは、医療者のみならず、被医療者の皆様のご理解とご協力も必須です。
① 携帯メール登録による、送信システムについて
診療予約について、患者様の時間的都合での予約が可能
診療案内に移動の時間が短縮され、待ち時間軽減
プライバシーの保護等
会計請求金額の案内(現在高額者対象)
②診察室入室後の鍵の使用(施錠)←プライバシーの確保
③診察券をカードリーダーに通す←本人確認(写真撮影も)
④注射説明室にて、医療者と患者様によるダブルチェックの実施
例:注射の時・・内容確認(アンプルで)
アルコール禁の方(毎回の申し出もお願いします)
体調不良時の申し出等
薬剤の時・・内容確認(薬剤名・錠数等) 説明対応者が確認印(サイン)実施
→患者様による受領確認後のサインお願いします
⑤指示書受け取り後には、必ず受付横(階段下)の確認コーナーでの確認を済ましてお帰りください。
2011年外来アンケート調査にて、確認コーナーの利用率56%。自宅での確認の方で、不明点を電話で
確認が入ります。電話での対応は「作業を中断する」となり、結果的には来院の方への待ち時間発生にも
なります。不明点は事前にメモに準備・診察時に確認・診療後不明点あれば随時相談利用等をお勧め
いたします。
⑥10月は「医療安全月間」として、スタッフは更に意識化を図るために、全員がワッペンをつけています。
皆様には特に確認コーナーの利用定着の強化月間としています。
今後も皆様のご理解とご協力(①-⑤患者様参加型診療)をお願いし、快適診療環境を皆様と共に
創りましょう。不明点は、お気軽にお声かけください。
専任医療安全管理者・防災管理者管理局長 杉山 喜代美