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望妊治療について

一般不妊治療(人工授精)

はじめに

人工授精は「精液から精子を洗浄濃縮して集め、その少量の精子液を子宮腔内に注入し、精子の進行を手助けする」ものです。

男性に精液を介して感染する病気があれば通常の関係でも感染しているかもしれませんが、感染を起こすかもしれません。また、女性にクラミジアなどの感染症がある場合、人工授精によって感染が再燃する可能性は否定できません。このため当院では、事前に夫婦で感染症検査を行っておくことをおすすめします。

精子の受精能は女性体内で2日以上保たれると考えられますが、卵子の受精能は排卵から24時間も保たれません。このため、人工授精は排卵前または排卵日に行う必要があります。

両側の卵管に異常があったり、排卵状態がよくなかったり、精液所見が極端に不良であったり、女性が精子に強いアレルギーをもっていたりすると、人工授精しても妊娠は期待できません。こういった場合は、早期に生殖補助医療にステップアップすることを考えなければなりません。

初回の人工授精の治療計画開始にあたっては、ご夫婦一緒に受診していただいての説明同意が必要とされています。「忙しくて受診できない」は認められないとされています。

人工授精で妊娠を目指すための10か条

  1. 治療法や治療成績を知っておく
  2. 精液検査をしておく(精液所見に異常あれば改善を目標にしながら実施する)
  3. 夫婦で感染症採血検査をしておいたほうが安心
  4. 子宮卵管造影をしておく(両側卵管閉鎖であれば実施しても無駄になる)
  5. 初めて人工授精の治療計画を立てる際は夫婦一緒に受診する
  6. 排卵検査薬(尿中LHキット)などで排卵前~排卵当日を目標に実施する
  7. 当日予約も可能だが精液提出には指定時間枠がある
  8. 精液は採取から2時間以内の持参が原則である
  9. 3回実施して妊娠しなければステップアップも考える
  10. 高度精液異常・女性年齢・卵巣予備機能低下ではすぐの体外受精も考慮する

人工授精をお勧めするケース

精液量が少ない、精子が少ない、精子の運動性がよくない、といった精液所見が不良な場合に勧められます。また、性交障害がある場合や排卵期に元気な精子の上昇が子宮頚管粘液に認められない場合も勧められます。原因が明らかでないのになかなか妊娠されていないカップルも挑戦してみる価値があります。

人工授精の費用について 人工授精の成績について

女性年齢が高い場合や
明らかな不妊原因が見つかった場合

各種検査結果により、明らかに妊娠しにくい原因が発見された場合や、女性年齢が高い場合、人工授精をスキップして体外受精をお勧めすることがあります。



人工授精の流れ

治療計画

両側の卵管に異常があったり、精子にアレルギーがある抗精子抗体強陽性では、人工授精を行っても妊娠できません。このため、他に不妊原因がないかどうか確認しておく必要があります。また夫婦ともに感染症採血検査をおすすめしています。初回の人工授精の治療計画開始にあたっては、夫婦一緒に受診していただく必要があります。

人工授精の予約

排卵のタイミングが分かったら、人工授精の予約をおとりください。指定時間帯がありますが当日でも予約をとれるようにしています。指定時間帯以外や予約なしでは実施できませんのでご注意ください。当院では、ヒトの目によるダブルチェックだけでなく、診察券のバーコードを用いての夫婦間の照合を行っておりますので、診察券をご持参ください。

精液の院内採取または持参

滅菌した清潔な容器に精液を採取していただき、指定時間内に提出してください。採精室をご使用になるときは、その予約も必要になります。人工授精の精液提出時間を決めさせていただいていますが、早すぎても、遅すぎても時間を要すことになりますので、必ず指定時間内にご提出ください。

精子の洗浄・濃縮

精液は通常1.6ml以上ありますが、子宮腔内に注入できる液体量は0.2ml程度です。このため、精液中の精子を体外受精でも用いている培養液で洗浄濃縮します。この処理には30分程度を要します。

子宮腔内に精子液を注入

洗浄・濃縮した0.2ml程度の精子液を細い柔らかいチューブで、子宮腔内へ注入します。挿入が困難な場合には、子宮膣部を挟んで牽引したり、金属製の細管を使うことがあります。この操作自体はすぐ終わりますが、精液を持参された順番に精子洗浄濃縮や精子液注入を行いますので、日によって所要時間は異なりますが最短でも精液の持参から帰るまで2時間程度は掛かります。


人工授精のよくある質問

人工授精に適切なタイミングはいつですか?

卵子が受精できる状態は、長く考えて排卵から一日です。一方、精子は数時間あれば卵管膨大部まで到達でき、受精可能な状態を一日以上維持できると考えられています。このため人工授精は、排卵日、あるいは排卵前日に行うのがベストです。この排卵時期の予測は尿中LH検査を行ってLH40miu/mL以上が確認できた当日勧められます。

副作用や合併症は心配ありませんか?

子宮や卵管に炎症がある場合や精液に多くの細菌が含まれている場合には、感染症を引き起こす可能性があります。また、施行後には、少しの下腹痛と膣出血がありますが、通常の生活が可能です。

自然妊娠と異なる点はありますか?

基本的に自然妊娠と同じです。人工授精で子宮腔内に注入した精子は、子宮から卵管膨大部まで進行し、排卵して卵管に取り込まれた卵子と全く自然に受精します。女性が排卵誘発剤を使用していなければ、多胎妊娠の可能性は自然妊娠と同じく1%程度ですが、排卵誘発剤を使用して多くの卵胞が成熟していれば、人工授精とは関係なく、多胎妊娠の可能性は高まります。児の奇形などの異常については自然妊娠と発生頻度は同じです。

どのくらい妊娠を期待できますか?

当院で2018年1月より2020年12月までの期間に、人工授精を行った1628カップル(4412周期)の治療成績は、妊娠442カップル(476周期)で、実施周期あたりの妊娠率(胎嚢が確認できた率)10.8%、実施カップルあたりの妊娠率27.1%で、妊娠されたカップルの平均実施回数は2.7回でした。女性年齢層別の検討では、女性加齢により成績が不良になっていました。


▶︎一般不妊治療(人工授精)の成績こちら

回数が増えると妊娠しにくくなりますか?

治療を行い、その結果を確認することは検査的な意味合いがあります。当日の精液所見や、左右どちらの卵巣からの排卵かといった異なる条件はありますが、同じことの繰り返しでは妊娠できる可能性は次第に低くなります。また加齢によって妊娠率は明らかに低下します。精液所見の改善を目指す、精液所見に問題がなければ腹腔鏡を行ってみる、体外受精にステップアップするなど、積極的な対応を考慮する必要があります。


▶︎一般不妊治療(人工授精)の成績こちら

助成などについて教えてください

高額療養制度の対象になることがあります。また、医療費控除の対象になりますので、領収書は必ず保管してください。
また、お住いの自治体から助成制度があるかもしれませんのでご確認ください。


▶︎「高額療養制度について」はこちら


▶︎「医療費控除について」はこちら