当院は、「妊娠初期の方」、「妊娠しているかもわからない方」も多く来院されており、「感染」や「感染疑い」があるときの対応を行政通知よりも厳しくしております。妊娠中は治療薬の制限もあり、とくに注意する必要があります。クラスターが発生してしまうと全員の治療中止ということにもなりかねません。感染予防対策の徹底をお願いします。カップルのご協力なくして感染予防対策は成り立ちません。何とぞよろしくお願いします。
- 新型コロナワクチン接種は、望妊治療中、妊娠中であっても基本的にはお勧めしています(インフルエンザを除きのワクチン接種は2週間間隔をあける必要があります)。
- インフルエンザワクチン接種は注射でしてください(点鼻薬は妊活中・妊娠中は避けてください)
- ワクチン接種後に高熱が出る恐れがあるので、採卵周期や移植周期や手術予定ではワクチン接種の時期調整をおすすめしています。
【予約に際して】
ご本人だけでなく、パートナーなど同居の方に下記の該当項目が1つでもある場合は、受診を控え電話してください。
- 強いだるさ、息苦しさ、続くせき、臭覚や味覚の異常、強い頭痛、強い下痢などの症状や原因不明の発熱(37.5℃以上、または平熱+1℃以上)がある場合は、内科等を受診し検査・治療を受けてください。
- 新型コロナウイルスに「感染した場合」は感染から少なくとも2週間は受診を控えてください。
- 新型コロナウイルスの「感染が疑われている場合」は、最終感染機会から2週間は受診をお控えください。
- インフルエンザと診断された場合も、熱がさがってから2日目(48時間)、症状がはじまった日の翌日から7日目までは受診を避けてください。
- 「感染または感染疑いがある場合」は当該周期の治療は延期し、次周期予定として準備しましょう。
【来院前の確認】
- 夫婦での健康チェック
- 記録道ネット基礎体温表記入
- スリッパ、内診用掛物、ボールペン、ハンカチなどの持参
- 服装調整の準備(積極的に窓開放しています)
- 採取2時間以内では精液持参(事前容器持帰り。事前医師指示では院内採取可能)
- 院内立ち入り者を減らす取り組み(診療受付予約された方のみ入館、付添不可)
- 情報共有I'Msやブログやホームページなどオンラインでの情報共有
- オンライン診療やオンライン相談の利用(有料)
- 感染リスクあるときの電話利用(医師確認指示では電話再診料が発生)
【来院時の注意点】
- 診療受付予約してからの来院
- できるだけ当院駐車場での車内待機(毎回到着後に電話⇒メール呼出で院内へ)
- 院内でのマスク着用(不織布製マスク基本)
- 非接触型体温計での検温
- 手洗いやアルコール消毒の励行
【新型コロナウイルスなどに感染または感染の疑いの対応例】
院内に立ち入らず診療時間帯に電話でご相談ください。診療受付予約をされていても、診察、検査および治療をキャンセルとさせていただきます。また、手術、採卵、胚移植を予定している場合も同様にキャンセルとさせていただきます。すべての方が安心して診療を受けられますように、皆さまにはご理解ご協力のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。
- 融解移植日が決まっていない状態の場合:全身状態が良いとは言えませんので、予定中止が考えられます。薬剤が足りている場合は、継続しながら院内立ち入り可能となってから受診予約してください。薬剤が不足する場合は、当院に電話連絡してください。
- 融解移植が決まっており移植前日までの場合:移植予定を中止し、凍結胚盤胞は融解しないことにしましょう。前日の診療時間帯までに必ず電話連絡してください。薬剤を継続しながら、院内立ち入り可能となってから受診してください。
- 融解移植の当日の場合:必ず電話連絡してください。胚移植は中止します。すでに凍結胚盤胞を融解している場合は再凍結を行います。「ダメージが全くない」と言い切れませんが、妊娠出産例はあります。薬剤を継続しながら院内立ち入り可能となってから受診してください。
よろしくご協力をお願い致します。