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「どうしてまた…」に寄り添う 反復初期流産の原因と治療について

2026/06/19#研究論文ご紹介

妊娠したのに、また赤ちゃんが育たなかった——
何度もその悲しみを経験された方にとって、「どうして自分だけ…?」という気持ちは計り知れません。

今回は、**2回以上の早期流産(妊娠10週未満)**を経験された方を対象とした、最新のカナダ生殖医学会のガイドラインをもとに、「反復初期流産(REPL)」について解説します。


反復初期流産(REPL)とは?
従来は「3回以上の連続した流産」が対象とされていましたが、現在では**「2回以上(非連続・化学流産も含む)」**と定義されています。

💡 化学流産とは、妊娠反応(hCG)が陽性になっても胎嚢が確認される前に妊娠が終わってしまう状態です。この新しい定義により、より早期からの検査・治療が可能になりました。


よくある原因と検査
REPLの背景には、さまざまな要因が絡んでいる場合があります。以下は主なものです。

🔹 染色体の異常(夫婦どちらか)

🔹 胎児側の染色体異常(偶発的なもの)

🔹 子宮の形の異常(中隔子宮など)

🔹 ホルモン異常(甲状腺・糖代謝・高プロラクチンなど)

🔹 抗リン脂質抗体症候群(APS)


治療の選択肢と考え方
流産を繰り返していると「体外受精+遺伝子検査(PGT)」など高度な医療を希望される方も多くなりますが…

✅ 全員にPGT-Aが有効とは限りません

✅ プロゲステロン補充療法

✅ 抗リン脂質抗体が陽性の場合は?


夫側の影響は?


心のケアも大切に
繰り返す流産は、体だけでなく心にも深い傷を残します。最新の研究では、早期の妊娠サポート(定期的な診察やエコー)や、共感的な医療者の関わりが、妊娠継続に良い影響を与える可能性があると報告されています。


まとめ
2回以上の流産を経験された方でも、80〜90%の方がその後、無事に出産できるというデータがあります。大切なのは、「自分に合った」検査や治療、そして「不安を共有できるパートナーと医療者」と出会うことです。


≪出典≫

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