簡単メニュー

診療
時間
月
火
水
木
金
土
日
祝
午前
外来
●
●
●
●
●
●
-
-
午後
外来
●
-
●
-
●
-
-
-

診療内容により時間が異なります

詳しい診療時間はこちら

亜鉛と妊活:男性編

亜鉛と妊活:男性編

2025/11/23#研究論文ご紹介

Hum Reprod 2014; 29: 1134

  • 亜鉛は、クロマチン(染色体)の安定(集積)に関与することが知られています。
  • このため、精子形成の初期(精母細胞)の段階では、亜鉛が低い状態で減数分裂が生じます。
  • 亜鉛濃度が高い精巣上体では、クロマチンが安定し、染色体を守ります。
  • 精液中の亜鉛濃度はさらに高く、血液中の100倍になります。
  • 精子の染色体が守られている状態と言えます。
  • 女性の体内に入ると、亜鉛濃度が少ないため、染色体が不安定となり、先体反応が起こり、精子の過運動状態が生じます。
  • 亜鉛の濃度による精子の安定化と活性化の切り替えは、生殖にとって大変重要なポイントではないかと考えられます。

下記の論文は、精液所見と精液中の亜鉛濃度について20編の論文のメタアナリシスを行ったものです(臨牀検査として精液中の亜鉛濃度の測定は通常できません)。

Sci Rep 2016; 6: 22386

  • メタアナリシスにより、男性不妊群は対照群と比べ、精液中の亜鉛濃度が有意に低下していました。
  • 亜鉛サプリメント投与により、精液量、精子運動率、正常形態精子が改善する可能性があります。
この記事をシェア リンクをコピーしました
共有
X LINE Facebook Threads
前の記事望妊レシピ:牡蠣クラムチャウダー次の記事11月23日は『牡蠣の日』だそうです

記事一覧へ