簡単メニュー

診療
時間
月
火
水
木
金
土
日
祝
午前
外来
●
●
●
●
●
●
-
-
午後
外来
●
-
●
-
●
-
-
-

診療内容により時間が異なります

詳しい診療時間はこちら

お酒を減らすだけで妊娠に近づける?ふたりでできる妊活準備とは

お酒を減らすだけで妊娠に近づける?ふたりでできる妊活準備とは

2026/10/31#妊娠前から知っておきたい

妊娠前の「ちょっと一杯」…実は流産リスクを高めているかもしれません

妊娠を望むカップルにとって、「お酒は控えた方がいい」と言われたことがある方も多いのではないでしょうか?
でも実は、「どれくらい控えるべきか」や、「男性の飲酒は影響するのか?」といった疑問には、これまで明確な答えがありませんでした。
そんな中、2025年に発表された大規模研究が、妊娠前の男女のアルコール摂取と流産リスクの関係を明らかにしました。


👩‍⚕️研究のポイント

この研究では、米国の女性1,219人とそのパートナーを対象に、妊娠前の生活習慣と妊娠の経過を詳細に追跡しました。
特に注目されたのは:


🍺結果:男女ともに「お酒の量が多いほど、流産のリスクが高まる」

1日あたり 飲酒量     女性      男性
 0杯   基準(15%)    基準(15%)
0.5~<1杯  リスク +1.2倍  リスク +1.3倍
1~2杯  リスク +2.3倍  リスク +2.1倍
2杯以上  リスク +2.6倍  リスク +2.5倍

👉 どちらの性別でも、飲酒量が増えるほど流産のリスクが上がることがわかりました。
特に、毎日1杯以上飲んでいた場合、流産率は2倍以上になる可能性があるとの結果です。


❓「男性の飲酒」も関係あるの?

はい、今回の研究ではっきりと示されたのが、男性側の飲酒も流産のリスクに関係するという点です。
その理由としては:

などが関与していると考えられています。


💡研究から得られるメッセージ

この研究の筆頭著者は次のように述べています:
「妊娠を考え始めた段階で、男女ともにアルコールを控えることが、赤ちゃんを迎える準備になります」
つまり、「妊娠したらやめる」ではなく、「妊娠前から意識して整える」ことが、実はとても大切だということです。


🌈ふたりでできる妊活の第一歩に

お酒をまったくゼロにする必要はないかもしれませんが、できるだけ“頻度・量”を減らすことが、赤ちゃんを迎える準備のひとつになるのです。


📚出典:
Sun F. et al. Preconception alcohol consumption in both partners and risk of miscarriage. RBMO. 2025;51(2):105001. https://doi.org/10.1016/j.rbmo.2025.105001

この記事をシェア リンクをコピーしました
共有
X LINE Facebook Threads
前の記事「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」の名前が変わりました次の記事遺伝子検査での「グレーゾーン」の結果、体外受精への影響は?

記事一覧へ