簡単メニュー

診療
時間
月
火
水
木
金
土
日
祝
午前
外来
●
●
●
●
●
●
-
-
午後
外来
●
-
●
-
●
-
-
-

診療内容により時間が異なります

詳しい診療時間はこちら

“子どものころの経験”が大人になってからの体に影響?―――子宮内膜症との意外な関係

2025/12/11#研究論文ご紹介

🌷はじめに

子宮内膜症は、生理痛や不妊原因にもなる身近な病気です。これまで、ホルモンや遺伝、生活習慣などがリスクとして知られてきましたが、新しい研究が、**「幼少期の心の傷(Adverse Childhood Experiences:ACE)」**と子宮内膜症の間に関連があるかもしれないことを報告しています。

👶 幼少期の「逆境体験」とは?

ACE(Adverse Childhood Experiences)とは、子ども時代に経験する以下のような心身へのストレス体験のことを指します。

こうした経験があると、大人になってから「うつ病、糖尿病、心疾患など」のリスクが高まることが知られています。

🧬今回の研究の内容

この研究は、スウェーデンの全国規模のコホートデータを用いた大規模調査です。100万人以上の女性を対象に、幼少期の逆境体験の有無と、その後の子宮内膜症の発症率を比較しました。結果、次のことが明らかになりました。

💡なぜ心の傷が体に影響するの?

研究者たちは次のように考えています。

つまり、「心」と「体」は切り離せない関係にあるということです。

🌈希望を忘れずに

この研究が伝えたいのは、「過去を責めること」ではありません。むしろ、心のケアが体の健康にもつながるという新しい視点を示しています。

こうしたアプローチが、妊活や婦人科治療においても大切になっていくでしょう。

💬まとめ

子宮内膜症は、体だけの問題ではありません。心の健康、過去の経験、そして今の生活――それらすべてが「未来の体づくり」に影響します。

🌸**“自分を大切にすること”が、何よりの治療。**たとえ過去にどんな経験があっても、今から体と心を整えることができます。

📚出典
Brix N, et al. Adverse childhood experiences and the risk of endometriosis—a nationwide cohort study.
Fertil Steril. 2025;124(5):812–821.

この記事をシェア リンクをコピーしました
共有
X LINE Facebook Threads
前の記事【看護部より】 月経開始日やLH結果の入力をお願いします次の記事【医事部より】 高額療養費制度について

記事一覧へ