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ストレスが精子に与える影響とは?男性不妊とこころの関係
「最近ストレスが多くて…」
この言葉、日常でよく聞きますよね。でも、ストレスが男性の妊孕性にどれほど影響を与えるのか、意外と知られていません。
2025年に発表された最新の研究では、ストレスが精子の数や質に実際に影響していることが示されました。
🧠ストレスは、体にも精子にも影響する
研究によると、ストレスは
- ホルモン分泌の乱れ(特に性腺系ホルモン)
- 活性酸素の増加(酸化ストレス)
などを通して、精子をつくる過程に影響すると考えられています。
🔍どんな研究が行われたのか?
アメリカの研究チームは、不妊治療施設を訪れた男性たちに対して、以下の項目を調べました:
- 精液検査(精子数、運動率、正常形態率など)
- 精子DNA損傷の程度(コメットアッセイ)
- 血中ホルモン
- 心理的ストレス(Cohenストレススケール)
📊結果:ストレスが高いほど精子の質が下がる
ストレスが高い男性ほど、次のような傾向がありました:
- 総精子数が約30%低下
- 正常な形態の精子が減少
- 精子DNA損傷率の上昇
📌 一方、ホルモン値とストレスには明確な相関は見られませんでした。
これはホルモンの変動が大きいため、因果関係を検出しにくかった可能性があります。
💬ポイントはここ
- 男性の「ストレス」は、妊娠を希望するカップルにとって見過ごせないリスク因子。
- 精液検査の結果が芳しくないときは、ストレス評価をする価値がある。
- ストレスを軽減する取り組み(睡眠、運動、カウンセリングなど)が、妊娠率改善に繋がる可能性もある。
📖出典
- Schlegel PN. The Role of Stress in Male Infertility. Fertil Steril. 2025;124(1):1–2.https://doi.org/10.1016/j.fertnstert.2025.04.003
- Reddy AK et al. Perceived stress in relation to testicular function markers among men attending a fertility center. Fertil Steril. 2025;124(1):62–70.
