2020年、当院の望妊治療で妊娠された方の妊娠報告を待ってのデータです
妊娠卒院されても分娩は約9カ月後になり、また分娩された医療機関からの報告を確認してからになりますので、このデータを出すには時間が掛りますので、この2020年の報告が最新になります。
妊娠総周期数 1033
単位:周期
タイミング法
183
人工授精
133
生殖補助医療
717
実施周期に対する妊娠率:10.0 %
生殖補助医療:妊娠周期 | 717 周期 |
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通常法での周期* | 5 周期 ( 23.8 %) |
顕微授精での周期 | 12 周期 ( 18.5 %) |
融解移植での周期 | 700 周期 ( 43.0 %) |
()カッコ内:総ての胚移植に対する妊娠率 *:通常法の内、一部は顕微法を含みます |
妊娠総周期の内訳について
妊娠総周期 | 1033 周期 |
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単胎出産 | 759 周期 ( 73.5 %) |
双胎出産 | 13 周期 ( 1.3 %) |
三胎以上 | 0 周期 ( 0 %) |
自然流産 | 247 周期 ( 23.9 %) |
異所性妊娠 | 6 周期 ( 0.6 %) |
結果不明 | 8 周期 ( 0.8 %) |
()カッコ内:妊娠総周期に対する比率 |
通常法:この成績は採卵して通常媒精を行い、採卵周期に胚移植(新鮮移植)された方の成績です。
当院では、新鮮移植は「初回採卵」、「移植条件が整っている状態」、「採卵3日目に良好形態の分割胚がある」これら全ての方のみを移植可能としています。
この治療で妊娠された方は5周期で妊娠率は23.8%でした。
顕微法:この成績は採卵して顕微授精を行い、採卵周期に胚移植(新鮮移植)された方の成績です。
当院では、新鮮移植は「初回採卵」、「移植条件が整っている状態」、「採卵3日目に良好形態の分割胚がある」これら全ての方のみを移植可能としています。
この治療で妊娠された方は12周期で妊娠率は18.5%でした。
融解移植:この成績は採卵して通常媒精または顕微授精を行い、採卵周期に凍結した胚盤胞を別周期に融解移植された方の成績です。
当院では、基本的に凍結した胚盤胞のホルモン補充での融解移植をおすすめしており、この治療で妊娠された方は700周期で妊娠率は43.0%でした。
化学的流産を除いた臨床妊娠1033周期ありましたが、単胎出産された方が759周期(73.5%)と最も多く、双胎出産13周期(1.3%)でした。自然流産247周期(23.9%)あり、女性加齢で高率になっていました。