【津高本院】不妊治療のページです
体外受精の“卵巣刺激”、何が正解?(2025年最新版)
採卵のための卵巣刺激法はどれが一番よい?
👉 正解は1つではありません
現在は
👉 GnRHアンタゴニスト法が第一選択
理由
・妊娠率は他と同等
・OHSSが少なく安全性が高い
薬は多いほど妊娠しやすい?
👉 いいえ、多くしても効果は上がりません
標準量は
👉 150〜225 IU
・増量しても妊娠率は変わらない
・副作用は増える
👉 “適量”が最も重要です
AMHが高いと妊娠しやすい?
👉 それは誤解です
AMHでわかるのは
👉 卵の数(反応のしやすさ)だけ
👉 妊娠率そのものは予測できません
卵が少ない人は薬を増やせばよい?
👉 それも違います
・300 IU以上は推奨されない
・効果も限定的
👉 量より“戦略”が重要です
副作用(OHSS)は怖くない?
👉 現在はかなり防げます
対策
・アンタゴニスト法
・アゴニストトリガー
・全胚凍結
👉 重症例は大幅に減少しています
ホルモン検査は毎回必要?
👉 基本は不要です
・超音波で十分管理可能
ただし
👉 採卵前のプロゲステロンは重要
(高値だと妊娠率低下の可能性)
結局、自分に合う方法はどう決まる?
👉 個別に決まります
・年齢
・AMH
・過去の反応
👉 同じ方法が全員に合うことはありません
まとめ
👉 刺激法に絶対的な正解はない
👉 薬は多ければいいわけではない
👉 AMHは妊娠力ではない
👉 副作用はコントロール可能
👉 最も重要なのは個別化治療
≪出典≫
Ata, B., et al. “ESHRE Guideline: Ovarian Stimulation for IVF/ICSI: An Update in 2025.” Human Reproduction, vol. 41, no. 4, 2026, pp. 498–514.