【津高本院】不妊治療のページです
着床前胚染色体異数性検査PGT-Aの成績(日本産科婦人科学会の最新報告)
日本産科婦人科学会よりPGT-AおよびPGT-SRの2023年の成績(全国調査)について2025年12月に報告がありました。
着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)
体外受精または顕微授精を行って育った胚盤胞から一部細胞(将来胎盤となるTE細胞を数個)取り出し、染色体数の過不足(異数性異常)を検査します。残った大部分である胚盤胞は凍結保存しておき、検査結果を確認してから「移植するかどうか」や「移植順」を相談して決めます。
【対象】保険診療の適用はありません
- 反復する体外受精胚移植の不成功の既往を有する不妊症の夫婦
- 反復する流死産の既往を有する不育症の夫婦(ただし1・2については、夫婦のいずれかに染色体構造異常(均衡型染色体転座など)が確認されている場合を除く)
- 女性が高年齢の不妊症の夫婦(現時点:2025年9月では女性年齢は35歳以上を目安とする)
日本産科婦人科学会
- A判定胚: すべての常染色体が正倍数性である胚(正常胚と判断される)
- B判定胚: すべての常染色体が正倍数性であるとも異数性であるとも言えない胚(多くは常染色体の異 数性あるいは構造異常を有する細胞と常染色体が正倍数性細胞とのモザイクである胚を指すが、アー チファクトと区別できない場合も含まれる)(異常の可能性があるが、妊娠の可能性がある胚)
- C判定胚: 常染色体の異数性もしくは構造異常を有する胚(妊娠の可能性が低い胚)
- D判定胚: 解析結果の判定が不能な胚(診断不能な胚)
