【津高本院】不妊治療のページです
体外受精の精液処理「スパームセパレーターって?」
体外受精 スパームセパレーターって?
生殖補助医療に用いる精子選別は、「密度勾配法とスイムアップ法を組み合わせた方法」が一般的に実施されています。しかし、遠心分離や工程にかかる時間により、精子の細胞質が壊れたり、活性酸素が発生し、活性酸素への暴露時間が長いことでDNA断片化を生じる可能性があります。
上記のようなデメリットをカバーできる精子選別方法が…
★マイクロ流体技術を用いた精子選別法
( ZyMōt®︎スパームセパレータ)
遠心分離を使用せずに短時間で良好は運動精子のみを回収する
デバイスです

- 遠心分離することなく精子を回収できるため、精子DNAが物理的に損傷することを防げる可能性があります。
- 工程数が少なく、30分という短い時間で処理が完了するため、活性酸素の影響により生じる精子DNA断片化が進行することを低減できる可能性があります。
精子の前進性とDNA断片化率には関連があることが報告されており、高い前進性をもつ精子を選別できる可能性が高まります。
先進医療として使用されていますが、その有用性を当院が主担当として臨床研究を行っています。