【津高本院】不妊治療のページです
妊娠中はトキソプラズマの感染に注意が必要です
トキソプラズマって?聞き慣れない用語ですね。
トキソプラズマは原虫(単細胞の小さな寄生虫)で、妊娠中に母体が感染した場合、母体は風邪のような症状程度のことが多いですが、トキソプラズマが胎盤を通って赤ちゃんに感染し、流産、死産、水頭症、視力障害などを起こしてしまう可能性があります。
当院では望妊治療の保険診療前セット検診でトキソプラズマ抗体検査も行っております。まずは妊娠前にトキソプラズマに免疫があるのか抗体を血液検査で調べます。免疫があれば妊娠中の感染の可能性はありません。産科ガイドライン2023によると2013~2015年の妊婦の抗体陽性率は6.1%と低率でした。
トキソプラズマはネコ科動物の腸の中や野生動物や家畜の筋肉、脳、神経および汚染された土壌にいます。トキソプラズマに対する免疫がない場合は、イラストのように感染予防対策を十分とっていただくことを推奨しますが、今までの生活の中でトキソプラズマに感染していないため過剰に心配する必要はありません。
