簡単メニュー

診療
時間
月
火
水
木
金
土
日
祝
午前
外来
●
●
●
●
●
●
-
-
午後
外来
●
-
●
-
●
-
-
-

診療内容により時間が異なります

詳しい診療時間はこちら

「子宮内膜症、どこで診てもらうのが正解?」― 妊娠を目指す方に知ってほしい“専門的な診療体制”

「子宮内膜症、どこで診てもらうのが正解?」― 妊娠を目指す方に知ってほしい“専門的な診療体制”

2026/03/12#研究論文ご紹介

「子宮内膜症と言われたけれど、このまま今の病院でいいのかな?」
「妊娠を考えるなら、専門施設に行った方がいい?」

こうした迷いは、とても自然なものです。最近、世界の先進国で子宮内膜症診療がどのように行われているかを比較した、大規模な研究が発表されました。今回はその内容を、妊娠を希望されるカップルの視点で、分かりやすくお伝えします。

子宮内膜症は「一人の医師だけ」で診る病気ではありません



子宮内膜症は、

など、症状が多彩で複雑な病気です。

このため世界的には、婦人科医だけでなく、痛みの専門家、外科医、不妊治療医、心理職などが連携する「チーム医療」が重要とされています。

世界では「段階的な専門医療体制」が進んでいます

この研究では、オーストラリア・デンマーク・ドイツ・オランダ・イギリスの5か国が比較されました。
共通していたのは、次の考え方です。

特にドイツやオランダ、デンマークでは、「このレベルなら必ず専門施設へ」という仕組みが制度として整えられています。

妊娠を考える方にとって、専門施設が大切な理由

研究では、多くの国で子宮内膜症の専門施設は、不妊治療専門医と必ず連携していることが示されています。これはとても重要なポイントです。

を同時に考えられるからです。妊娠を目標にする場合、「痛みだけ」「病変だけ」を診るのでは不十分なことも少なくありません。

まだ世界共通の課題もあります

一方で、この研究は現実的な課題も指摘しています。

つまり、「専門的に診てもらえるかどうか」が分かりにくいという問題は、世界共通なのです。

だからこそ大切なのは「一緒に考えてくれる医療者」

この研究から伝わってくる、最も大切なメッセージは以下です。

子宮内膜症は、その人の症状・人生設計・妊娠希望に合わせて診療の場所や方法を選ぶべき病気です

「今の治療は、妊娠を目指す自分に合っているのか?」「専門的な意見も一度聞いてみたい」
そう感じた時点で、それは相談してよいサインです。

さいごに:遠慮せず、選択肢を持ってください

子宮内膜症の治療は、我慢比べではありません。
妊娠を希望する方にとっては、なおさらです。

どれも「正解」になり得ます。大切なのは、その選択を、きちんと説明して一緒に考えてくれる医療者と出会うことです。

《出典》

この記事をシェア リンクをコピーしました
共有
X LINE Facebook Threads
前の記事【医事部より】 助成金の申請について次の記事子宮内膜症や子宮腺筋症: 自分の病気を知ることが妊活を前に進める力になる

記事一覧へ