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流産を繰り返す原因?「子宮の細菌バランス」がヒントになるかもしれません

流産を繰り返す原因?「子宮の細菌バランス」がヒントになるかもしれません

2026/04/06#研究論文ご紹介

👶「なぜ流産を繰り返してしまうの?」

「2回以上の流産を経験する」反復流産(RPL)は、妊婦さんの約5%に起こるといわれています。

原因として

などがありますが、約4分の1は原因がはっきりしません。

🦠 子宮や膣にも「細菌」がいる

私たちの体には多くの細菌が住んでいます。
🌸 膣
🌸 子宮頸部

にも細菌が存在し、これを マイクロバイオーム(細菌叢) と呼びます。

通常は
✨ Lactobacillus
✨ Gardnerella

などの菌が多く、体のバランスを保っています。

⚠ 特定の菌が多いと流産リスク?

研究では、反復流産の患者さんで
🔺 Cutibacterium
🔺 Anaerobacillus

という菌が多い場合、その後の流産率が高くなる可能性が示されました。これらの菌が多い人では流産率が 約67% と高かったのに対し、少ない人では 約9% でした。

つまり
🦠 子宮頸部の細菌環境が流産のヒントになる可能性があるのです。

🌱 これからの不妊・流産診療

子宮の細菌環境は
✔ 比較的簡単な検査で調べられる
✔ 新しい原因の発見につながる可能性

があります。まだ研究段階ですが、原因不明の流産の理解につながる重要なテーマとして注目されています。気になる方は、医療機関でご相談ください。

≪出典≫

Mori, Ryosuke, et al. “Cervicovaginal Microbiome in Patients with Recurrent Pregnancy Loss.” Journal of Reproductive Immunology, vol. 157, 2023.

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