【津高本院】不妊治療のページです
妊娠中の喫煙は、将来、赤ちゃんの妊娠力に影響する?
🌿 「もし、あなたの妊娠中の喫煙が、生まれてくる赤ちゃんの“妊娠力”に関係するとしたら…?」
とても気になるテーマですね。今回は、大規模研究結果をご紹介します。
❓ 妊娠中の喫煙が、将来、子どもの不妊に繋がるか?
👉 はっきり「増える」とは言えません
約10,900人を35年以上追跡した研究では、不妊リスクの明確な上昇は認められませんでした。
👉 では、まったく影響はないのか?
👉 「ゼロ」とも言い切れません
特に
- 男性(26歳以下)
- 女性(27歳以下)
では
👉 やや不妊リスクが高い傾向が見られました(ただし不確実)
タバコの本数が多いと、影響は強くなる?
👉 その可能性はあります
👉本数が多いほどリスクが上がる “用量依存性”の傾向が示唆されました
ただし
👉 結論としては弱く、確定的ではありません
なぜはっきりした結果が出ない?
👉 理由は大きく3つあります
- 年齢の影響が大きい → 不妊の最大要因は年齢
- 不妊は多因子 → 卵子・精子・子宮・生活習慣などが関与
- 研究の限界 → 病院を受診した人のみ解析
妊娠中、またこれから妊娠を考える方へ
👉 妊娠中の喫煙で「将来の不妊が増える」とは言えません
でも
👉 影響がゼロとも言えない
そして何より
👉 妊娠中の喫煙は明確に有害(早産・低出生体重など)です
どう行動すればよい?
👉 喫煙をやめておくのが一番安全です
さらに
- パートナーと一緒に取り組む
- 禁煙外来を活用する
👉 こうしたサポートも有効です
📝 まとめ
👉 生まれてくる子どもの不妊リスクは「明確には増えない」
👉 でも「ゼロとも言えない」
👉 妊娠中の喫煙は別のリスク(早産・低出生体重など)が大きい
👉 だから、やめる選択が最も確実です
📚 出典(MLA形式)
Stokholm, M. V., et al. “Prenatal Exposure to Parental Smoking and Infertility in Sons and Daughters: A Cohort Study.” Human Reproduction, vol. 41, no. 4, 2026, pp. 595–605.