【津高本院】不妊治療のページです
理想と現実のギャップ…不妊治療後の家族計画を考える
👶「もう1人ほしい」は叶う?
不妊治療後の“家族計画”のリアル
❓「不妊治療をすれば、望んだ人数の子どもを持てる?」
👉 実は、そうとは限りません。今回の研究では “希望する家族の人数”と“実際の人数”には差があることが分かっています
❓「どれくらい差があるの?」
👉 不妊のカップルは子どもの数が少なくなる傾向があります
理由①:年齢の影響
👉 不妊治療を受ける方は、初めての出産年齢が高い傾向があり、その分、次の妊娠のチャンスが限られる
❓「じゃあ2人目も治療すればいいのでは?」
📊実際のデータ
👉2人目のために治療に戻る人は、 25〜50%程度
👉 つまり半分以上のカップルは戻っていない
❓「なぜ戻らないの?」
理由はひとつではありません👇
理由②:こころと体の負担
- 治療のストレス
- 先の見えない不安
- 過去のつらい経験
👉 「もう一度はつらい」と感じる方も多いです
理由③:経済的な負担
- 治療費
- 育児との両立
👉 現実的な問題も大きく影響します
理由④:気持ちの変化
👉 実はとても大切なポイント
- 1人授かって満足
- 育児で生活が変わる
- 優先順位が変わる
👉 “最初の理想”が変わることは自然なことです
❓「それでも2人目は可能なの?」
👉 可能性はあります
📈治療を再開した場合
👉出産率(累積)約40〜80%程度(条件による)
👉 ただし、下記で大きく変わります
- 年齢
- 治療歴
- 胚の有無
❓「自然妊娠することもある?」
👉 あります
👉 研究では、ART後に自然妊娠するケースも一定数ある。これも「治療に戻らない理由」のひとつです
🌱大切なメッセージ
この研究が伝えているのは…
✔ 家族のかたちは「変わっていい」
👉 最初に思い描いた家族像と実際の人生は違って当然
✔ “戻らない選択”も前向きな決断
👉 治療をやめる=あきらめではありません
👉 「今の幸せを大切にする選択」でもあります
✔ 医療側のサポートが重要
👉 これらがより重要です
- 心理的サポート
- 経済的支援
- 柔軟なカウンセリング
💬まとめ
✔ 不妊治療後は、希望と現実にギャップがある
✔ 2人目治療に進む人は約半数
✔ 年齢・負担・気持ちの変化が影響
✔ 家族の形は人それぞれでいい
🌸さいごに
「もう1人ほしい」という気持ちも「この子がいれば十分」という気持ちも、どちらもとても自然で、大切な感情です。大事なのは “自分たちらしい選択ができているか”です。
📚出典(MLA形式)
Li Piani, Letizia, et al.
“Family planning of infertile couples: a systematic review of intentions regarding parenthood and return to ART.”
Human Reproduction, vol. 41, no. 2, 2026, pp. 204–213
