【津高本院】不妊治療のページです
不妊女性における血中ビタミンD値と生殖機能パラメーターとの関連性の検討
当院も加盟しているJISART(日本生殖補助医療標準化機構)10施設による共同研究「不妊女性における血中ビタミンD値と生殖機能パラメーターとの関連性の検討:後方視的・横断的・多機関共同研究」の記事が昨日(5月21日)の読売新聞夕刊に掲載されました。
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20260521-GYT1T00201/
「不妊治療を希望する女性の約9割でビタミンDが足りていなかった」
【記事とは直接関係はありませんが、ビタミンDについて】
ビタミンD(25ヒドロキシビタミンD)血中濃度の目安
日本内分泌学会は下記の判断基準を挙げています
- 不足 20 ng/mL未満
- 不十分 20〜30 ng/mL
- 十分 30 ng/mL 以上
どのような食品からビタミンDを摂取できるか?
- ビタミンDを天然に含む食品は非常に限られています
- ビタミンDは、野菜、穀類、豆、イモ類には、ほとんど含まれていません
- サケ、マグロ、サバといった脂肪性の魚はビタミンDの最良の供給源です
- 牛のレバー、チーズ、卵黄には、少量のビタミンDが含まれています
- キノコ類にも、ビタミンDが含まれています
- ビタミンDは、多くの朝食用シリアル、いくつかの銘柄のオレンジジュース、ヨーグルト、マーガリン、豆乳など食品に添加されているものがあります(各製品ラベルで確認できます)
ビタミンDサプリを服用するとしたら、いつが良いですか?
- 1 日で最も食事量の多い食後すぐに服用するのが良いです
J Bone Miner Res 2010; 25: 928
ビタミンD 補充しても充足レベルに達しなかった17 名の患者にサプリメントの服用のタイミングを、それまでの空腹時や朝食後、昼食後から1 日で最も食事量の多い食後(夕食後)に変更してもらい、2 ~3 ヶ月後に25ヒドロキシビタミンD濃度の変化を前向きに調べた結果、VD の摂取量は同じであったにもかかわらず、平均25ヒドロキシビタミンD2 濃度は変更前の30.5ng/ml から47.2ng/ml に有意に上昇しました。