【津高本院】不妊治療のページです
最新情報だから正しいとは限らない(不妊治療とエビデンスの大切な話)
妊活中は、SNS・インターネット・医学論文などから、たくさんの情報を集める機会がありますね。
でも実は、発表された研究が後になって「信頼性に注意が必要」と判断されることもあるのです。
今回の論文は、新しい治療法の報告ではなく、「この研究データは慎重に解釈してください」という学術誌からの注意喚起(Expression of Concern)です。
今回の問題となった研究は「携帯電話を使った産後カウンセリングが避妊法の利用に役立つか」を調べたものでした。
後になって、📄 元の論文📄 学会発表📄 その後の論文の間に大きな不一致や重複が見つかり、さらに後の論文でデータの信頼性に関する問題から撤回されました。
この出来事から学べることは「論文に掲載されても絶対に正しいわけではない」ということです。
医学では、
🔍 データが正確か
🔍 他の研究でも再現できるか
🔍 専門家による検証に耐えられるか
が非常に重要です。
妊活中に新しい治療法やサプリメントの情報を見かけたときは、
✨ 一つの研究だけで判断しない
✨ 学会ガイドラインや専門医説明も参考にする
これらのことが大切で、信頼できる医療情報を選ぶことが納得のいく妊活への第一歩になります。
📚出典(MLA形式)
Shaaban, Omar M., et al. “Expression of Concern ‘Effect of Cell-Phone Assisted Postpartum Counseling on the Use of Long-Acting Reversible Contraceptives: A Randomized Controlled Trial.’” Fertility and Sterility, vol. 125, no. 5, 2026, p. 940.