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レトロゾールだけでは不十分?OHSS対策の最新情報

2026/07/16#研究論文ご紹介

体外受精の採卵では、卵胞をたくさん育てるために排卵誘発剤を使用します。その際に注意したい副作用が、OHSS(卵巣過剰刺激症候群)です。

OHSSになると、
😣 お腹の張り
💧 腹水
⚡ 息苦しさ
🏥 重症化すると入院

こういったことが必要になることもあります。

最近、米国生殖医学会(ASRM)はOHSS予防ガイドラインの訂正を発表しました。そのポイントは、「レトロゾール単独投与では、中等度〜重度OHSS予防は推奨されない」ということです。

「レトロゾールを使えばOHSSを防げる」とは言えないことが明確になりました。現在、OHSS予防としては、下記のことなどが重要と考えられています。
✅ GnRHアゴニストトリガー
✅ 全胚凍結(Freeze-all)
✅ 適切な刺激法の選択

👩‍⚕️ 妊活中の皆さんに知っていただきたいのは、「たくさん卵が採れること」だけが成功ではないということ。
👩‍⚕️ 安全に治療を進めながら、良好な胚を得て妊娠につなげることが最も大切です。
👩‍⚕️採卵前にOHSSリスクについて主治医と相談しておくと、より安心して治療に臨めます。

📚出典(MLA形式)

Practice Committee of the American Society for Reproductive Medicine. “Corrigendum to ‘Prevention of Moderate and Severe Ovarian Hyperstimulation Syndrome: A Guideline.’” Fertility and Sterility, vol. 125, no. 5, 2026, p. 937.

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