クリニック新聞 2024年5月号
男性外来の予定
◆ 永井 敦 医師 (土曜日 PM)
5/18、6/15
◆ 原 綾英 医師 (土曜日 AM)
5/11・18・25、6/1・8・15・22・29
◆ 杉山星哲 医師 (月曜日 AM)
5/13・27、6/3・17
- 男性外来/不育外来の受診を希望される方は、診察室にてご相談ください
- 男性外来は、採血や精液検査の結果を踏まえての受診が基本です
- 記録道や I’Msの事前登録が必要になります
- 外来予定は変更の可能性があります。ご確認の上、ご予約ください
不育外来の予定
◆ 中塚幹也 医師 (土曜日 PM)
5/11、6/15
- 受診希望がある場合は、望妊治療センター診察時にお申し出ください
- 記録道やI’Msの事前登録が必要になります
- 外来予定は変更の可能性があります。
医療安全ニュース
記録道ネットへ入力のお願い
暖かさも増し過ごしやすい季節がきました。晴れの日も多く、外出もしやすい時期ですね。
ところで当院へ通院されている皆さまは『記録道ネット』をご存知でしょうか?
当院で「予約」「受付」「呼出」「メール送信」「次回来院指示の確認」「pdfファイルアップロード」「基礎体温情報共有」などに使用している保守性の高いクラウドシステムで、アプリ化もされており、簡単に利用できます。
とくに、基礎体温情報は、月経開始日の入力により月経周期表が自動作成され、望妊治療の情報共有に役立ちます。
初診時に記録道ネット登録案内を行いますので、通院の際には「基礎体温に月経開始日を入力して来院」していただくようよろしくお願いします!
相談部
通院患者さまを対象に、体外受精のオンサイト説明会を再開することになりました。
これから体外受精を予定している方、既に体外受精を行っている方など、治療について医師やスタッフにお気軽に相談いただけます。
「体外受精ってどんな治療? 説明&相談会」
- 2024年5月25日(土) 14:30-16:00
- 場所:望妊センター4Fホール
- 対象:通院中の方
- 限定30名(感染対策のため予約制)
- 記録道ネットよりご予約ください。ご夫婦で参加される場合は、それぞれでのご予約をお願いします。
- 日頃の診察でなかなか聞けていなかったこと、不安に思うことなど事前に質問も募集しています!下記QRコードよりお送りください。
お気軽にご相談ください。みなさまのご参加をお待ちしています。
技術部
卵子/胚凍結について
凍結した卵子や胚は、-196℃の液体窒素タンクの中で保管しています。
実際にどのように凍結しているかご存知でしょうか?
たとえば、野菜を冷凍すると食感が変わってしまいます。これは水分を含んだ細胞を凍らせると、氷が形成されてダメージを受けてしまうためです。卵子や胚の場合は、移植できなくなってしまいます。このため、卵子/胚を凍結保存する場合には、一旦、浸透圧(濃度)の高い“凍結液”に浸漬し、細胞内の水分が抜け出した状態にします。その後、当院ではcryotop🄬という細いシートの上に卵子/胚をのせて液体窒素中で急速凍結し、凍結したコンテナを細い棒状のケーンに填めて液体窒素タンク内に保管します。
当院における融解後の胚生存率は約99%で、凍結融解胚盤胞移植の際の報告書には、融解直後と2時間後の卵子/胚の写真を載せています。融解直後の水分が抜けた縮んだ状態から、回復して大きくなっている様子が観察されます。
看護部
気温が上昇しています。車の中は40度以上になることも想定されます。
内服薬、貼り薬、膣剤等の薬剤は直射日光を避け、30℃以下の場所での保管をお願いします。
注射薬剤は、10℃程度(冷蔵庫でOK)での保管が原則です。クリニックからご自宅までの間も保冷が必要ですので、保冷バッグと保冷剤の準備をご自身でお願いいたします。帰宅されたら忘れずに冷蔵庫に入れましょう。冷凍庫はXです。
女性健診センター・サテライトクリニックより
女性健診センターGW期間の乳腺外科外来予定について
4/28~5/5までの乳腺外科外来の予定は以下となっております
4月28日(日) | 5月1日(水) | 5月2日(木) | 5月5日(日) | |
担当医 | 休診 | 枝園Dr. | 土井原Dr | 枝園Dr. |
9:00~11:30 | 〇 | |||
10:00~12:30 | 〇 | |||
13:00~15:30 | 〇 |
乳がんドッグ検診は、4/30・5/1(午後)・5/2(午前)も対応しています
一般婦人科/子宮がん検診/ブライダルチェックなどは、4/30(10-13時)、5/1(10-15時)・5/2(10-13時)に診療しています。予約してお越しください。
受診のご希望がある方は、いずれも予約をとってお越しください。
予約対応時間:月~金 9:00~17:00(変更となる日もあります)
連絡先:086-256-7717 ナビ案内「 0 」
月経調整希望で受診をされる患者様へ
旅行やイベント、試験等で月経を移動したいご希望があるときは移動したい月経のひとつ前の月経開始10日以内に受診をしてください。月経中でも調整の目的のみであれば診察・処方は可能です。
(例:毎月月経が規則正しく来る方が4/20に来そうな月経を回避したい→3月の月経開始10日以内に受診)
薬を服用して月経を早めて起こす、または月経をあとにずらすようになります。
移動の日程や期間によって服用する日数は変わります。
月経日の調整で処方するお薬は自費処方となり院内よりお渡しさせていただきます。
また普段の月経が不順な方で受診のタイミングが分かりづらい場合は、ご相談も兼ねて受診をご検討ください
クリニック新聞 2024年4月号
男性外来の予定
◆ 永井 敦 医師 (土曜日 PM)
4/13、5/18
◆ 原 綾英 医師 (土曜日 AM)
4/6・13・20・27、5/11・18・25
◆ 杉山星哲 医師 (月曜日 AM)
4/1・15、5/13・27
- 男性外来/不育外来の受診を希望される方は、診察室にてご相談ください
- 男性外来は、採血や精液検査の結果を踏まえての受診が基本です
- 記録道や I’Msの事前登録が必要になります
- 外来予定は変更の可能性があります。ご確認の上、ご予約ください
不育外来の予定
◆ 中塚幹也 医師 (土曜日 PM)
4月休診、5/11
- 受診希望がある場合は、望妊治療センター診察時にお申し出ください
- 記録道やI’Msの事前登録が必要になります
- 外来予定は変更の可能性があります。
医療安全ニュース
夜間の診療救急電話対応について
治療中の患者様の夜間の急な多量出血や腹痛、発熱などの発症に備え、看護師が電話で対応を行なっております。入院患者様の対応や、夜間注射等も兼務で行なっておりますので、なかなか電話が繋がらない場合は掛け直しをお願い致します。電話番号は診療案内書でご確認ください(他に掲載はありませんのでご注意ください)。
ゴールデンウィークの診療体制
技術部
2023年1月1日~12月31日の生殖補助医療(体外受精/顕微授精/胚移植)成績をご報告します。
*良好分割胚率:受精した胚のうち採卵3日目にグレード6b以上であった割合
*良好胚盤胞率:培養継続した胚のうち採卵5日目にグレード3BB以上であった割合
*新鮮胚移植:採卵周期に良好分割胚を移植
*融解胚移植:凍結した胚盤胞を融解して移植
*妊娠率: 妊娠反応ありと判定された割合
*着床率: 超音波検査で子宮内に胎のう確認できた割合
採卵周期数 1248周期
- 採卵時平均年齢 37.2±5.3歳
- 採卵平均回数 3.1±3.7歳
- 新鮮胚移植(56周期)妊娠率 39.3%
- 胚盤胞凍結保存(873周期)
(体外受精=通常媒精)
- 採卵時平均年齢 35.3±5.08歳
- 採卵平均回数 1.3±0.90歳
- 受精率 67.5%
- 良好分割胚率 68.7%
- 良好胚盤胞率 29.7%
- 3PN率 13.0%
- 新鮮胚移植(18周期)妊娠率55.6%
- 胚盤胞凍結保存(351周期)(体外受精/顕微授精の両方実施Split80周期を含む)
(顕微授精)
- 採卵時平均年齢 37.7±5.32歳
- 採卵平均回数 3.7±4.13歳
- 受精率 80.7%
- 良好分割胚率 70.3%
- 良好胚盤胞率 22.8%
- 3PN率 2.8%
- 新鮮胚移植(38周期)妊娠率31.6%
- 胚盤胞凍結保存(522周期)
融解胚移植
- 周期数 1947周期
- 融解後生存率 99.5%
- 妊娠率 42.7%
- 着床率 40.0%
女性健診センター・サテライトクリニックより
LEP・OC服用中の手術予定の方へ
月経困難症治療薬(LEP)や経口避妊薬(OC)を服用中の方で、手術などを予定する場合に「服用休止する」ことが必要になることがあります。
これは脱水や同じ態勢で長時間を過ごすことで危惧される「静脈血栓塞栓症」を予防するためです。LEPやOCに含まれる卵胞ホルモン製剤にも「静脈血栓塞栓症」のリスクがあるとされているため、大きな手術を予定される場合には、術前4週間、術後2週間の服薬の中断が必要とされています。
このため、手術や処置を予定されている場合は、必ず診察医にお申し出ください。
また、手術を担当される医療機関にも薬剤服用や服用期間を事前に必ずお伝えください。
乳がんについて
2019年に日本全国で乳がんと診断されたのは97,812人です。
年齢別にみると、45~49歳、65~69歳に多いです。
乳がんは女性が罹患する癌では第1位となっています。
部位別がん死亡率
1位 大腸癌
2位 肺癌
3位 膵癌
4位 乳がん
都道府県別年齢調整死亡率
(国立がん研究センターがん対策情報センター報告)