今回、「アロマターゼ・インヒビターを用いた卵巣刺激法で sERC発生頻度は高くなる」と題する研究を行います。
研究期間は、倫理委員会承認日から2018年12月の予定です。
対象となる患者さまは、2014年 7月以降 AMH値 1.0ng/ml以下でアロマターゼ阻害剤または クロミフェンによる低刺激周期に採卵を当院で行い、射出精子での顕微授精を施行された方です。
本研究では、対象の方の培養成績をカルテから調査し、sERCs(滑面小胞体凝集塊)発生につながっている要因について検討することを目的としています。
この研究は治療介入を伴わない既存資料のみを用いた後方視的研究です。患者さまを特定できない方法でデータを取り扱い、個人が直接同定されうる情報は収集いたしません。
この研究の結果は、学会での発表等に使われます。また、今回の研究データを将来の研究のために用いたり、他の研究機関に提供したりする可能性があります。
しかし、どのような場合にも患者さまのお名前など個人情報が、当院外へ漏れることはありません。データ等は当院にて厳密に保管します。この研究では、個人の秘密は守られ、個人情報が外部に漏れたり公表されたりすることはなく、患者さま個人が不利益を受けることはありません。
この研究に関してご質問のある方や研究への参加を希望されない方は、下記までご一報下さいますようお願い致します。結果の公表前であれば情報の削除などの対応をいたします。(結果の公表後の削除はできかねます)
この文章は、文部科学省、厚生労働省が定める「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」(平成26年12月22日)に基づく掲示です。
【連絡先】
研究機関名:岡山二人クリニック
:院長 羽原俊宏
TEL:086-256-7717(ガイダンス 4番へお掛けください)
e-mail info@futari.or.jp