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研究報告

胚盤胞の経時的な発育パターンと染色体倍数性との関連(IRB承認番号2024-08) 研究期間:倫理委員会承認日~2025年12月31日

臨床研究のお知らせ:
岡山二人クリニックで2022年4月1日から2024年7月31日までの期間に採卵し着床前遺伝学的検査(PGT-A)を受けられた患者さまへ

今回、当院では「胚盤胞の経時的な発育パターンと染色体倍数性との関連」と題する臨床研究を行います。対象となる患者さまは、岡山二人クリニックで2022年4月1日から2024年7月31日までに採卵しPGT-Aを受けられた方です。研究期間は倫理委員会承認日から2025年12月31日です。

早期の妊娠成立のためには妊娠・出産できる受精卵を選別して移植する必要があります。受精卵を培養すると採卵後5日目ごろに胚盤胞に発育しますが、細胞数増加に伴い胚盤胞サイズは大きく拡張していきます。発育過程の胚盤胞では拡張だけでなく、収縮して小さくなり、また拡張することもよく見られる現象です。しかし、「大きな収縮現象が見られた胚盤胞では着床率が低い」とする報告や「収縮回数が多いと染色体が正常でない胚盤胞の割合が多い」との報告があります。

当院では深層学習を用いた画像解析により、タイムラプスにより得られた画像から自動的に胚盤胞サイズを取得できる仕組みを構築しました。この仕組みを用いて経時的な拡大収縮パターンが正倍数性胚と異数性胚により異なるかを検討し、新しい胚選択の指標作成につなげることを目的とします。

この研究は、タイムラプス画像とPGT-A結果のみを解析するものであり、治療介入を伴わない診療録のみを用いた後方視的観察研究です。また、解析は当院データベースから個人情報を削除した後に解析を行いますので、個人情報が外部に漏れることはありません。

本研究の対象となる患者さまで、本研究に参加を希望されない方は、2025年3月31日までに拒否の意思を下記までご連絡ください。その場合でも、患者さまに不利益が生じることはありません。この期間以降は誰の情報か分からない状態にして解析が開始されますので、該当患者さまの情報削除ができなくなります。

研究に関してご質問のある方は、いつでも下記までご一報ください。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で研究計画書及び関連資料を開示することができますのでお申し付けください。

研究機関名

医療法人社団岡山二人クリニック

所在地

〒701-1152 岡山市北区津高285-1

電話番号

086-256-7717

Fax番号

086-256-7667

電子メール

info@futari.or.jp

実施責任者

岡山二人クリニック 院長 羽原 俊宏

主任研究者

岡山二人クリニック 技術部 平田 麗