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研究報告

生殖補助医療(融解胚移植、新鮮胚移植)と生殖補助医療以外の望妊治療の産科合併症および新生児予後に関する後ろ向きコホート研究 研究対象期間:2024年5月22日~2024年6月9日

不妊症には様々な治療法があり、当院では患者様の病状や不妊原因に応じて、タイミング法、人工授精、さらに体外受精、顕微授精、融解胚移植などの生殖補助医療(Assisted Reproductive Technology:ART)を行っています。ARTにおける胚移植法には、受精卵をいったん凍結保存してから胚移植を行う融解胚移植と凍結保存を行わない新鮮胚移植があります。

近年、融解胚移植においては癒着胎盤や妊娠高血圧症などの産科合併症のリスクが増加するという研究結果が報告されています。また、ARTを行った患者様から生まれた新生児には先天異常の割合が高いという報告もありますが、これらの原因についてはまだ十分に解明されていません。

過去に当院で治療を行った患者様を対象に、年齢、妊娠歴、流産歴、帝王切開歴、喫煙歴などのデータや治療法の違いなどによる産科合併症や新生児予後を解析します。この研究により、どのような患者様や治療法で合併症の発生率が高いのか、新生児予後への影響はどうかといった点を明らかにして、より適切な周産期管理や安全な治療法の選択に繋げることを目的としています。

この研究は、過去の診療記録を用いて行われますので、該当する方の現在・未来の診療内容には全く影響を与えませんし、患者様が不利益を受けることもありません。解析にあたっては、個人情報は匿名化させていただき、その保護には十分配慮致します。当然ながら、学会や論文などによる結果発表に際しては、個人の特定が可能な情報は全て削除されます。この研究に関して不明な点がある場合、あるいはデータの利用に同意されない場合には、 令和6 年6月9日までに、以下にご連絡ください。なお、本研究は当院の倫理委員会の承認を得ております。また、この研究への参加をお断りになった場合にも、将来にわたって当科における診療・治療において不利益をこうむることはありませんので、ご安心ください。

 

お問い合わせ先
連絡先: 岡山二人クリニック 院長 羽原俊宏
電話:086-256-7717 Fax:086-256-7667
住所:〒701-1152 岡山市北区津高285-1