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オプトアウト期間が終了した研究報告

タイムラプス画像解析によるHaloの出現時間が妊娠成績に及ぼす影響 研究対象期間:2019年1月1日~2019年12月31日

岡山二人クリニックで2019年1月1日から2019年12月31日までの期間に顕微授精を行った患者さまへ


今回、当院では「タイムラプス画像解析によるHaloの出現時間が妊娠成績に及ぼす影響」と題する臨床研究を行います。対象となる患者さまは、岡山二人クリニックで2019年1月1日から2019年12月31日までに顕微授精を行った方です。研究の期間は倫理委員会承認日から2022年12月31日です。

近年、一定間隔で撮影するタイムラプスイメージングシステムを用いた胚観察が多くの施設で行われています。タイムラプスによって定時観察では確認できない受精卵の発育動態も時間を追って観察することができます。卵細胞質辺縁透明領域 (Halo)とは受精初期に現れる、卵子の細胞質の縁が透明状に変化する現象です。その出現から消失まではタイムラプス画像の解析によって確認できます。Haloは卵子によって程度が異なり、有無によって胚の質に影響があるとの報告があります。

本研究では培養時に撮影したタイムラプス画像を用いて、Haloの有無や出現した際の継続時間を計測し、出現時間が妊娠成績に及ぼす影響を明らかにすることを目的としています。

本研究は、岡山二人クリニックのデータベースから、個人情報として患者を特定できる生年月日、カルテ番号、氏名を研究資料から排除し、匿名化されている(特定の個人を識別できないものに限る)素データのみを解析に用います。本研究の結果は学会での発表等に用いますが、個人の秘密は守られ、お名前など個人情報が外部に漏れることはなく、研究によって患者さま個人に不利益をもたらすことはありません。

本研究の対象になる方で、ご自身のデータを本研究に使用することを拒否したい場合は、2022年6月30日までに下記にご連絡下さい。その場合でも患者さまご自身に不利益が生じることはありません。ただし、研究実施上、既に個人が特定できない状態で解析の対象となった場合など除外できない場合があります。

研究に関してご質問のある方は、いつでも下記までご一報下さいますようお願い致します。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申し付けください。

 

研究機関名 : 岡山二人クリニック

所在地 : 〒701-1152 岡山市北区津高285-1

電話番号 : 086-256-7717

FAX番号 : 086-256-7667

電子メール : info@futari.or.jp

実施責任者 : 岡山二人クリニック 院長  羽原 俊宏

主任研究者 : 岡山二人クリニック 技術部 川上 典子