【津高本院】不妊治療のページです
研究報告
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診療内容により時間が異なります
今回、当院では「凍結胚保管に関する患者意識調査―心理的負担と意思決定支援に関する検討―」と題する臨床研究を行います。対象となるのは、岡山二人クリニックにおいて凍結胚を保管中のすべての患者さまです。研究期間は、倫理委員会承認日から2026年12月31日までです。
体外受精治療の進歩により、凍結胚の長期保管は一般的な医療行為となっています。一方で、保管期間が長くなるにつれ、「保管を継続するか」「廃棄するか」といった意思決定を迫られ、心理的な負担を感じている患者さまも少なくありません。中には、決断ができないまま長期間保管を続けている方もいらっしゃいます。
本研究では、凍結胚を保管されている患者さまを対象に、匿名のアンケート調査を行い、凍結胚保管に伴う心理的負担、情報提供に対する満足度、今後の希望や意思決定に関する支援ニーズについて把握することを目的としています。特に、廃棄に対する葛藤や意思決定の難しさに着目し、今後の患者支援体制や情報提供の改善につなげることを目指します。目標回答数は約200件を予定しています。
本研究は、Googleフォームを用いた匿名アンケートによる横断的調査であり、新たな治療や検査を行うものではありません。アンケートは無記名で実施され、氏名やカルテ番号など、個人を特定できる情報は一切収集しません。得られた結果は統計的に解析され、個人が特定されることはありません。
本研究への参加は任意です。アンケートへの回答をもって研究への同意が得られたものとみなします。参加を希望されない場合や、アンケートに回答されない場合でも、診療や治療において不利益が生じることはありません。
研究に関してご質問がある方は、いつでも下記までお問い合わせください。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報および知的財産の保護に支障がない範囲で、研究計画書および関連資料を閲覧していただくことが可能です。
研究機関名医療法人社団 岡山二人クリニック
所在地〒701-1152 岡山市北区津高285-1
電話番号086-256-7717
Fax番号086-256-7667
電子メールinfo@futari.or.jp
実施責任者岡山二人クリニック 院長 羽原 俊宏
主任研究者岡山二人クリニック 技術部 青井 陽子