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研究報告

体外受精成績に及ぼす調節卵巣刺激期中のプロゲステロン値の影響:胚質に着目した当院データ解析(IRB承認番号2025-05) 研究期間:倫理委員会承認日~2026年3月31日

臨床研究のお知らせ:
岡山二人クリニックで2015年4月1日から2025年3月31日までの期間に、GnRHアンタゴニストを用いた調節卵巣刺激周期で初回採卵を受けられた患者さまへ

今回、当院では「体外受精成績に及ぼす調節卵巣刺激期中のプロゲステロン値の影響:胚質に着目した当院データ解析」と題する臨床研究を行います。対象は、2015年4月1日から2025年3月31日までの期間に、岡山二人クリニックでGnRHアンタゴニストを用いた調節卵巣刺激周期により初回採卵を受けられた患者さまです。研究期間は倫理委員会承認日から2027年3月31日までです。

体外受精治療では、採卵前の卵巣刺激の後半に、プロゲステロンというホルモンが通常より早く上昇することがあり、「時期尚早なプロゲステロン上昇(PPE)」と呼ばれています。PPEは妊娠率低下との関連が指摘されていますが、その影響が子宮内膜によるものか、胚そのものの質によるものかについては、十分に明らかになっていません。

本研究では、過去の治療データを解析し、調節卵巣刺激期中のプロゲステロン値が胚の質や妊娠成績にどのような影響を与えているのかを検討します。約3,000名の患者さまのデータを解析対象とする予定です。

本研究は、診療録のみを用いた後方視的観察研究であり、新たな治療や検査は行いません。使用する情報は匿名化され、個人が特定されることはありません。本研究への参加を希望されない場合は、2026年3月31日までにお申し出ください。参加しないことで不利益が生じることはありません。研究に関するご質問がある場合は、いつでもお問い合わせください。

研究機関名

医療法人社団 岡山二人クリニック

所在地

〒701-1152 岡山市北区津高285-1

電話番号

086-256-7717

Fax番号

086-256-7667

電子メール

info@futari.or.jp

実施責任者

岡山二人クリニック 院長 羽原 俊宏

主任研究者

岡山二人クリニック 院長 羽原 俊宏