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研究報告

タイムラプス画像を併用する体外受精結果説明の有用性について 研究対象期間:2022年11月30日~2023年6月30日

岡山二人クリニックで2023年6月30日までに採卵を行った方患者さまへ

今回、当院では「タイムラプス画像を併用する体外受精結果説明の有用性について」と題する臨床研究を行います。対象となる患者さまは2023年6月30日まで岡山二人クリニックにて採卵を行った方です。研究の期間は2022年11月30日から2023年6月30日です。

当院で体外受精を受けられた方の結果について、患者さま個々への胚培養成績の説明は多岐に渡り、診察室で医師から患者さまへ説明するには十分な診察時間の確保は困難であるため、実際に配偶子や胚を扱う胚培養士が事前に説明することで、患者さまの理解が深まり質問などもしやすいと考え、医師の指示のもと、胚培養士から説明をしています。また、2022年8月から、当院で実施した体外受精は全例タイムラプスインキュベータでの培養となり、患者さまへの体外受精培養結果説明時、今までの説明に加えてタイムラプス画像の供覧も開始いたしました。

今回、胚培養士から、体外受精結果説明を受けた患者さまを対象にアンケート調査を行い、胚培養士によるタイムラプス画像供覧を含めた培養結果説明についての有用性の検討、ご希望、ご意見などを確認し、今後の説明内容や説明時期の見直しなど、より良くなるよう改善点を見出す予定です。全体で約100名の患者さまにご協力をいただく予定です。

治療介入を伴わないアンケート結果のみを用いた、後方視的研究であるため、期間外の個人情報は収集致しません。岡山二人クリニックにおいて採卵を実施された方で、本研究へ同意された方に紙面でのアンケートをお渡しします。ご記入後、ご提出ください。提出されたアンケートは集計解析します。尚、アンケートは匿名式(患者は特定できない形式)で実施します。個人情報が外部に漏れることはありません。

研究に関してご質問のある方は、いつでも下記までご一報下さいますようお願い致します。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申し付けください。

 

研究機関名 : 医療法人社団 岡山二人クリニック

所在地 : 〒701-1152 岡山市北区津高285-1

電話番号 : 086-256-7717

FAX番号 : 086-256-7667

電子メール : info@futari.or.jp

主任責任者 : 岡山二人クリニック 院長  羽原 俊宏

主任研究者 : 岡山二人クリニック 技術部 青井 陽子