- 不妊治療の保険診療では、「妊娠しにくい原因がないか調べるスクリーニング検査」は保険適用外とされ、保険診療を開始すると検査や検査時期に制約があり、卵巣予備能検査(抗ミュラー管ホルモンAMH)など希望されてもできない(混合診療され一連の不妊治療が全て自費とされてしまう)検査があります。
このため初めて来院された日には保険診療を開始せず、下記の望妊セット検診(保険外診療、自費)をおすすめします。 - 治療計画を立てる際には、夫婦一緒の受診が必要になりますが、治療計画作成にはあらかじめの準備が必要です。このため最初の来院は女性お一人で良いと思います。
ある程度の検査結果が揃ってから治療計画を立てることになりますが、一般不妊治療(タイミング法・人工授精)それぞれの初回の治療計画開始にあたってはご夫婦一緒での受診が必要とされ、「忙しくて受診できない」は認められないとされています。 - 治療計画開始までに婚姻関係が記載されている住民票(発行から半年以内)をお持ちください。
- 保険診療では全体費用の約7割が組合等から補填されます。
また月単位での支払いが高額となる場合には、限度額以上の支払いが免除される高額療養費制度がありますのでご加入の組合等にご確認ください。 - 診療費のお支払いは、現金またはクレジットカード(VISA/Masterのみ)になります。
望妊セット検診
【女性】16,770円(税込み)
①卵巣予備能採血検査(抗ミュラー管ホルモンAMH)
②クラミジア採血検査(クラミジアIgG・IgA抗体)
③精子に対するアレルギー採血検査(抗精子抗体)
- 風疹抗体検査されてない場合、お住いの自治体によっては公費負担(無料)検査を追加できます。
- この検診を受けられた方に乳房超音波ドッグ検診無料券(6ヵ月有効)をお渡しします。
【男性】10,280円(税込み)
①クラミジア採血検査(クラミジアIgG・IgA抗体)
②ホルモン採血検査(男性ホルモン・造精機能刺激FSH・男性ホルモン生成刺激LH)
- 風疹抗体検査されてない場合、お住い自治体によっては公費負担(無料)検査を追加できます。