2-A-170 男性サプリメント説明書

【サプリメントの位置づけ】

原因不明の造精機能障害(精子数が少なく、運動率が低く、奇形率の高い)の場合、酸化ストレス(活性酸素増大)が関与すると考えられているため、喫煙や大量の飲酒をやめ、バランスのよい食生活、禁欲期間の短縮、ストレスマネージメントなど、生活習慣を改善することが大切です。また、抗酸化物質を中心とするサプリメントや漢方薬も併用してみる価値があります。

【精子はなぜ酸化ストレスに弱いの?】

精子の細胞膜は、主に酸化されやすい不飽和脂肪酸で出来ており、酸化ストレスから細胞を守る抗酸化酵素が十分に備わっていないため、精子は酸化ストレスに弱く、酸化ストレスが精子にダメージを与え、妊娠させる力を低下させることが知られています。

アルギニン

一酸化窒素(NO)に変わり、血流を良くする働きがあります。精子生成を促進します。

亜鉛 

亜鉛は必須ミネラルですが、身体には特別な貯蔵システムがないので、毎日摂取する必要があり、不足状態では、生殖器の機能と精子の運動率が低下する可能性があります。

【コエンザイムQ10】

精子は卵子のところまで到達するエネルギーを必要としますが、精子ミトコンドリアでエネルギーを産生すればするほど活性酸素が発生し、精子の運動能力は低下します。コエンザイムQ10は、ミトコンドリアにおけるエネルギー産生の最終段階で必須の補酵素であり、抗酸化作用から精子所見を改善する効果が期待されます。

【L-カルニチン】
L- カルニチンはアミノ酸の一種で、「エネルギーの原料である脂肪」と結合し、「焼却炉であるミトコンドリア」に脂肪をスムーズに運び込む役割をします。ミトコンドリアが活発に働くことによって、質の良い卵子や精子を育て、受精卵の細胞分裂をサポートし、活性酸素などの攻撃から細胞を護るなどの効果が期待されています。

【ビタミンC】

ビタミンCは、活性酸素を吸収し、精子形成や精子運動を活発にする効果が期待されます。

岡山二人クリニック 院長

20150319

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