岡山二人クリニック  望妊治療指針

  1. 望妊治療センター利用登録をして望妊治療全体の内容を知る
     
    【望妊治療センター利用登録による特典】
    説明資料 望妊治療説明書、DVD「望妊治療」、望妊治療治療用語集
      説明会 無料で何回でも夫婦で参加できる
    相談窓口 無料で利用できる
    外来診療費の月単位一括引落支払い手続き 日曜祝日外来を受診できる(診療制限あり)
    採精室利用や精液カップ 無料になる
    託児室の利用 平日11−12時・月水金16−17時の診療受付予約時間帯に対応で利用できる

  2. 不妊原因を検索する(急げば1周期で完了)
     
    月経期(月経2-4日目) 卵胞刺激ホルモン、黄体化ホルモン
    月経後(月経8-10日目)子宮卵管造影、通気
    排卵期(低温相最終頃) 超音波、子宮頚管粘液、性交後検査、卵胞ホルモン
    黄体期(高温5−7日目)黄体ホルモン
    上記以外に随時採血検査 プロラクチン、クラミジアIgG&IgA、甲状腺機能検査TSH、freeT4、freeT3
           自費採血検査 抗ミュラー管ホルモンAMH、抗精子抗体、妊娠前に調べておきたい検査
    排卵期以外に男性 精液検査(禁欲期間3−7日、持参方法&時間帯は別紙参照)

           

  3. 不妊原因が見つかれば、原因の追究と除去を計る(女性35歳以上やAMH低値ではステップアップ急ぐ)
     
    排卵障害があれば、排卵誘発剤(セキソビッド、クロミフェン、アリミデックス、FSH/hMG注射)
    黄体機能不全があれば、ゴナドトロピン注射で黄体刺激または黄体ホルモン補充または排卵誘発剤
    子宮筋腫があれば、経過観察または子宮筋腫核出(開腹手術または腹腔鏡)
    卵巣チョコレート嚢腫があれば、卵巣嚢腫穿刺吸引エタノール注入してから腹腔鏡または体外受精
    子宮内膜ポリープがあれば、子宮鏡&子宮内膜掻把
    抗精子抗体陽性であれば、体外受精
    精液検査異常があれば、ホルモン採血検査・感染症採血検査→男性不妊外来または体外受精

     

  4. 不妊原因が見つからなければタイミング3〜6周期(女性35歳以上やAMH低値ではステップアップ急ぐ)
     
    月経期には、排卵障害あれば排卵誘発剤使用
    排卵期には、尿中LHまたはゴナドトロピン注射でタイミング
    高温期には、黄体機能不全あればゴナドトロピン注射で黄体刺激または黄体ホルモン補充

  5. 人工授精(子宮内精子注入)3〜6周期(女性35歳以上やAMH低値ではステップアップ急ぐ)
     
    精液異常があれば、男性治療も平行しておこなう(禁煙は必須)
    精液異常なければ、腹腔鏡も考慮
    抗精子抗体陽性や精液検査所見高度不良では、最初から体外受精
    3〜6回以上の実施で妊娠しなければ、体外受精を考慮

  6. 体外受精(採卵10周期チャレンジで妊娠しなければ治療終結も考慮)
     
    女性38歳以上であれば、治療開始から体外受精も考慮
    子宮内膜症があれば、早めの体外受精を考慮
    抗精子抗体陽性であれば、体外受精
    排卵障害でFSH/hMG連日注射が必要 多胎妊娠や卵巣過剰刺激症候群のリスクでは体外受精を考慮
    精液異常が高度であれば、治療開始から体外受精(精巣内精子の利用などの場合もある)

2012.1.10